無添加手作りうどんだし♪ と思いきや、実は添加物だらけ… 〜醤油・酒・みりんに関する豆知識〜
先日、長男君がお腹を下していたので、おうどんを作りました。
最近は、有機食材を扱うスーパーでアジアン食品も入手できる様になりました。
なので、日本からの食材が切れた時は利用してるんですが、うどんを発見❣️
ちょうど切らしていて、母親に「送って〜!」と頼んでいたところだったので、一度試してみることにしました。
流石にうどんだしとか麺つゆとかはなく、日本で売ってるうどんだしの粉末とかも添加物だらけだなぁ…とか思う様になって、それなら不要な物は入れずに自分で作ってみようと思い、最近は手作りしています。
まずはレシピから♪
手作りうどんだしレシピ
材料
1袋 だし袋
1l 水
150cc 醤油
100cc 酒
50cc みりん
大2 砂糖
大1 塩
作り方
鍋に全材料を入れ、煮込むだけ。
備考
- だし袋は茅乃舎のだしを使いました。(← オススメ!!やっぱり良いだしは美味しい。でも、高い…)
- 製氷皿で冷凍保存できます。
- つけそば・つけうどんには2倍濃縮が目安です。
- 温かいそば・うどんには3倍濃縮くらいが目安です。
- 麺つゆの濃縮加減については、下記のサイト詳細に書かれているのでご参照。
現地調達のうどんは、ちょっと硬めだけどそれなりに美味しかったかな、というお味。
日本から送ってもらうのも嵩張るし、なんといっても重いので、これからは現地調達でいこうかと迷い中です。
日本みたいに、一旦茹でなくても直接使えるうどんがあれば1番良いんですけどね。
日本の冷凍うどんはアジアンショップに売ってるんですが、やっぱり高いんです…
長男君は学校休んだくせに、お手伝い(邪魔)をしてくれ、麺つゆを製氷皿に入れたり、うどんを混ぜ混ぜしたりしてくれました。
子供達、モリモリ食べてくれました!
子供が生まれて以来、添加物やら色んな事が気になりだし、なんちゃってエコ生活(要するに適当)をしているんですが、うどんだし・麺つゆについてもそう。カラメル色素とかアミノ酸とかよく分からないものが入ってますよね。
なので、手作りしたら問題ないだろうと思っていたんですが、ところがどっこい、使う調味料がすでに添加物だらけ。という事で、醤油、酒、みりんに関する豆知識。
醤油に関する豆知識
丸大豆と濃口しょうゆ(本醸造)
醤油の本来の原材料は、【大豆】 【小麦】 【塩】
- 丸大豆しょうゆ
原材料: 大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩
- 濃口しょうゆ(本醸造): スーパー等で買える安価な醤油
原材料: 脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩、
大豆(遺伝子組換えでない)、アルコール
脱脂加工大豆と丸大豆の違いって?
- 脱脂加工大豆: 大豆から油を抜いたもの。安価に入手できる。
- 丸大豆: そのままの豆。
アルコールはなぜ必要?
- 白カビの発生を防ぐ為。
- 「塩分が高いこと」「窒素量が多いこと」「アルコール濃度が高いこと」が、白カビの発生を防ぐ条件。安価に流通させる為にうまみ成分が低くされて(=窒素量が少ない)いるので、塩分を高めるかアルコール濃度を高める必要があり、塩分を低くする為アルコールが添加されている。
日本酒に関する豆知識
純米と記載されている酒と記載されていない酒
日本酒の本来の原材料は、【米】 【水】 【米麹】
- 純米と記載されている酒(純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒)
原材料: 米、米麹、水
- 純米と記載されていない酒(本醸造酒、特別本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒)
原材料: 米、米麹、水、醸造用アルコール
- 普通酒
原材料: 米、米麹、水、醸造用アルコール、糖類、酸味料
吟醸・大吟醸って何?
- お酒を作る時のお米の削り具合
- 吟醸: 60%まで削ったもの
- 大吟醸: 50%まで削ったもの
- 米は外部がたんぱく質で、内部は糖質。なので、米歩合(米の削る比率)を調節する事で味が変わる。
- 一般的に吟醸酒より、大吟醸酒が美味しい!
- ちなみに、通常の白米は90%くらいまで削られているらしい。
みりんに関する豆知識
本みりんとみりん風調味料
みりんの本来の原材料は、【焼酎】 【もち米】 【米麹】
- 本物(?)本みりん
原材料: 焼酎、もち米、米麹
半年から一年熟成して作られる。
- スーパーで買える本みりん
原材料:もち米・米こうじ、醸造アルコール、糖類など酒税法で定められた原料
- みりん風調味料: スーパー等で買える安価なみりん
原材料:シロップ、グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)、米、米麹、酸味料、調味料など。
我が家の調味料はこれ!
調味料にはお金をかけてなるべく良い物を!と思っていたにもかかわらず、見事に嘘もの調味料ばかりでした。
醤油に関しては以前に聞いて知っていたので、日本から『3年醸造丸大豆醤油」を持ってきてたんですが、なくなってしまい現地で調達できるキッコーマンになってしまいました。
お酒に関しては、日本酒は好きじゃないので全くの無知でした。
みりんに関しても『本みりん』と『みりん風調味料』がある事は知っていたんですが、『本みりん』だと大丈夫だとタカをくくっていました。
昔は色んな添加物や化学調味料なんてなかったはず。それなのに、今やいたるところに溢れていて、添加物・化学調味料無しの食事が難しくなってきていますよね。
昨今、「健康ブーム」で体に良いものが見直されてきています。
これからの未来を担っていく子供達には、少しでも添加物・化学調味料を含まない食事を心がけたいと思うのです。まずは、改めて調味料から始めてみようかな。
今日もストレスレスな1日になります様に☆