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【6歳育児】血の気が引いた息子の優しさ

普段から色々とお手伝いをしてくれる長男君。

2歳差育児をしている私には、とても即戦力となってくれて助かっています。

 

次男君が危ない事をしていたら教えてくれたり。
次男君が泣いていたらあやして遊び相手になってくれたり。

次男君の授乳中に娘ちゃんがトイレに行きたい時、トイレのお手伝いをしてくれたり。
次男君を抱っこしている時に抱っこ抱っこをせがむ娘ちゃんを抱っこしてくれたり。

 

数えればきりがない程、色んな場面で活躍してくれています。

彼がいなかったら、私は今より2歳差育児に追われ、疲れ果てていた事でしょう。

 

もちろん気の向かない時は手伝ってくれなかったり、時に娘ちゃんに冷たく当たったりする事もあります。

 

でも、基本『優しい』お兄ちゃんです。

 

そんなある日のこと。

 

次男君が珍しく夕食後も機嫌が良かったので、私は先に色んなものを持って寝室へ。
旦那ちゃんは、娘ちゃんを抱っこで寝室へ。

 

私たち夫婦のいつもの悪い癖が出て、長男君に、

 

「ちょっと次男君を見てて〜。」

 

と言い残し。

 

すると、下から

 

「パパ〜〜〜!!!」

 

と叫ぶ長男君。

 

なぜか声がリビングの方からではなく、近くから聞こえてくる…

私の頭の中では、

 

え?
なんで?
何してるの?

なんで近くから声聞こえるの?

 

ってな感じです。

 

そしたらなんとなんと、長男君が次男君を抱っこして階段を上がってきてるではありませんか!!!

 

それも、後2、3段で登り切るって所まで登ってきて、

 

僕もう精一杯やった〜。
早く助けて〜。

 

みたいな必死な形相で!!!

 

旦那ちゃんと私は、必死で叫びたい気持ちを抑えながら、

 

「ゆっくりね、ゆっくりね。」

「ありがとうね。」

 

なんて声かけをしながら、次男君を抱きかかえました。

 

いや〜、もう本当に時が止まり、血の気が引いた瞬間でした。

 

最近はよく「僕、抱っこできるよ!」って言いながら、次男君を抱っこしてくれる長男君。

 

『お兄ちゃん』をしたかったのでしょう。
何より私達を助けようとしてくれたのでしょう。

 

その優しさに感謝をすると同時に、これからはどうかどうか次男君を抱っこして階段には登らないで、と願うのです。

 

今日もストレスレスな1日になります様に☆