【簡単おつまみレシピ】乾燥ごぼうできんぴら 〜ごぼうに関する豆知識〜
次男君の出産時に母が持ってきてくれた「乾燥ごぼう」。
こちらではごぼうがなかなか手に入らないので、すっかり虜になってしまいました。
手軽に食物繊維たっぷりのごぼうが食べられるので、すごく重宝しています。
先日届いた荷物で送ってくれたので、早速『きんぴらごぼう』を作ってみました。
覚えやすい分量で『乾燥ごぼうできんぴら』レシピ
材料
50g 乾燥ごぼう
大1 ごま油、酒、砂糖、みりん、醤油
少々 塩
作り方
- 乾燥ごぼうを沸騰したお湯で約5分間戻す。
- 戻したごぼうをざるに取り、よく水を切る。
- フライパンにごま油を引いて、戻したごぼうを炒める。
- 油が馴染んだら、塩以外の全ての調味料を加えて汁気がなくなるまで炒める。
- お好みで塩少々を加え、味を整える。
(肝心のきんぴらの写真撮り忘れました…)
『ごぼう』に関する豆知識
『ごぼう』って?
- きく科の多年草。
- ごぼうを野菜として食べるのは、日本、韓国、台湾のみ。
- 最近になってフランスでも食べられる様になってきた。
- 中国では漢方薬に使われる。
ごぼうの成分
- ごぼうの成分の8割が水!
- 食物繊維が豊富に含まれる。
- 不溶性食物繊維の「リグニン」と水溶性食物繊維の「イヌリン」が含まれる。
- その他、カリウム、マグネシウム、カルシウム等のミネラルも豊富に含む。
「リグニン」って何?
- いちごやラズベリーの種、ココアやチョコレート、ピーナッツに含まれる不溶性食物繊維の一種
- ポリフェノールと構造が似ている
- 植物の細胞壁を強固にする化合物
- 乾燥させた木材の約30%を占める。
「リグニン」の効果
- 血中コレステロールの抑制・動脈硬化の予防
→ 胆汁酸を吸着し再吸収を防ぐので、胆汁の原料であるコレステロールを減少 する
- 大腸がんの予防
→ 発がん物質を大腸で吸着・排出し、大腸がん予防の効果がある
- 腸内の善玉菌を増やす働き
「イヌリン」って何?
- ごぼう、にら、キクイモなどに多く含まれる天然の多糖類の一種
- 水溶性食物繊維のひとつ
「イヌリン」の効果
- 糖尿病の予防
→ 腸で水分を吸収してゲル状になり、一緒に摂った糖質・脂質の吸収を抑える。
一緒に食べた物の糖質がゆっくり吸収され、血糖値の急上昇を抑える。
- 腸内環境を整える
→ イヌリンが分解されるとフラクトオリゴ糖になる。
フラクトオリゴ糖が善玉菌を増やし、腸内環境を整え、便秘解消に繋がる。
- ダイエット効果
→ 人間はイヌリンを分解する酵素を持っていないので、
ほとんど吸収されずに体外へ排出される。
そのため、糖質であるにもかかわらず、体内にほとんど吸収されないので
ダイエット効果がある。
ゲル状になる事で満腹感を与え、暴食・間食を妨げる。
まとめ
ごぼうっていちから自分で下処理するのって面倒ですよね。
この下処理を考えるとごぼう料理をするのも躊躇してしまいますが、『乾燥ごぼう』を使うと手軽で簡単に料理ができてすっごく良い。是非是非一度試してみて下さい♪
今日もストレスレスな1日になります様に☆