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ドイツ人助産師さんに教わった栄養補給だけではない母乳の6つの活用方法

赤ちゃんにとっての最高の栄養だと言われている『母乳』。

 

タンパク質だけではなく、ビタミン類、脂肪分、乳糖、ミネラル、塩分、ホルモン、酵素など、赤ちゃんが成長発達していくのに必要なものが全て含まれています。そして、赤ちゃんの免疫力アップ、感染症予防、腸内環境を整える効果があるとも言われています。

 

でも実は、母乳の効果はそれだけではないんです。

ちょっとした傷をも治してくれる『母乳』。

 

今回は、出産前後にケアしてくれた助産師さんから教わった、栄養補給だけではない母乳の活用方法をご紹介♪

 

 

栄養補給だけではない!母乳の6つの活用方法

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母乳は、赤ちゃんのお腹を満たしてくれる大切な栄養源。

 

そして、母乳を通して赤ちゃんはママの温もりを感じ、幸せ一杯な気持ちになります。その上、母乳は様々な病気からも守ってくれる。

 

そんな母乳が目の炎症にも効果的だということは、古代エジプト人も知っていたらしい。

 

鼻薬として

赤ちゃんが鼻水を垂らしたり、鼻を詰まらせている時、2、3滴の母乳を鼻に垂らしてみて下さい。

 

いわゆる「母乳点鼻」です。

母乳によって鼻が通りやすくなり、鼻の粘膜の腫れが引く効果があります。

 

簡単な方法は、清潔に洗ったスポイトか点鼻スプレーなどに入れて赤ちゃんの鼻に垂らす方法。スポイトなどがない場合は、スプーンの上に母乳を絞って、スプーンで鼻の中に入れることも出来ます。

 

耳が痛い場合

耳に炎症がある場合、1日に数回、赤ちゃんの耳に数滴母乳を垂らすと、炎症を抑えてくれる効果があります。

 

目やにが出る場合

赤ちゃんの目が涙目になっていたり、起きた時に目やにが出ている時は、母乳を1~2滴目の中に入れてあげます。そして、コットンで目頭から外に向かって優しく丁寧に拭いてあげます。

 

かぶれたお尻に効果的

赤ちゃんのお尻はかぶれやすい。

 

もしかぶれてしまった時は、お尻をきれいにした後に、母乳で拭いてあげると良いんです。その後は、お尻が乾くまで暫くオムツなしで過ごさせてあげること。

 

お尻がかぶれた時だけではなく、小さなかすり傷に塗ってあげる事も出来ます。

 

赤ちゃんの脇って、毎日お風呂に入れていても汗をかきやすいからか、すぐに赤くなってしまいます。そんな時にもちょこっと塗ってあげる事で、赤みが引いたりするんです。

 

繊細なお肌に

赤ちゃんのお肌が乾燥している時、発疹がある時、浴槽にスプーン3~4杯の母乳とスプーン1杯のオリーブオイルを入れてお風呂に入れると効果があります。

 

ドイツでは、お水が硬質でお肌が乾燥しやすいので、毎日お風呂に入れる事は御法度。でも、一日中オムツを履いたお尻はやっぱり毎日洗ってあげたいもの。

 

母乳+オリーブオイルのお風呂に入れてあげると、お肌も乾燥しないですみます。この場合、ベビーソープやシャンプーを使う必要はありません。

 

お肌が痒い時

蚊や蟻に噛まれた時の痒みにも効果的です。

 

そして、アトピー性皮膚炎の痒みも和らげる効果があります。

アトピーのある多くの子供に効果があるようなので、一度試してみると良いですね。

 

最後に

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小さな赤ちゃんには出来るだけ薬を使わず、自然の力で治してあげたいもの。

なので、母乳の効果を色んな場面で是非試してみて下さい♪

 

でも、いくら母乳には色々な効果があるとはいえ、

 

  • 風邪の症状が24時間以内に治らない。
  • 何度拭いても目やにが出てきたり、普段より量が多かったり、目に炎症がある。
  • 「いつもと様子が違うな」と思う。

 

などの場合は、必ずお医者さんに診てもらうようにして下さい。

 

子供のことに関しては、どんな場合でも親の勘程鋭いものはない。

どんな時でも慌てず対応できると良いですね。

 

今日もストレスレスな一日になります様に☆