甘い良い香りのホルンダーブリューテンシロップ(ニワトコシロップ)作り
春が過ぎ夏の訪れを告げるHolunder(ホルンダー)。
日本名ではニワトコと言います。
日本では一度も聞いたことのない植物でしたが、ドイツでは毎年5月〜6月あたりに森や散歩道の至る所でHolunder(ホルンダー、ニワトコ)のお花が咲いているのを見かけます。甘い香りのするお花です。
ドイツでは、このお花からシロップや発泡酒(Sekt ゼクト)を作ったり、パンケーキやクレープに入れて食べたりします。
毎年ホルンダーシロップを作ってお裾分けしてくれるお友達がいて、一度自分でも挑戦してみたいな~と思っていたんですがなかなかできず。
また今年もお裾分けをしてもらい、炭酸水で割って飲むと美味しい~♪
今年こそは自分で作ってみよう~!と思っていたら、別のお友達が「家の近くに沢山咲いているよー。」と言うので、摘みに行き作ってみました!
残念ながら摘みに行く約束をしていた日の前にきた嵐のせいで、ほとんどのお花が枯れてしまっていたんですが…それでもなんとか一回分は摘めました。
作り方は
- 砂糖と水を煮溶かしてシロップを作ってから、お花を入れる。
- お花を水に浸けて一晩置いてから、砂糖を入れて煮溶かす。
と二通りあるようですが、今回は後者の方で作ってみました。
ホルンダーシブリューテンシロップ(ニワトコシロップ)のレシピ
材料
- ホルンダーの花 10~15本
- 水 1リットル
- 砂糖 1kg
- レモン 1個
作り方
1. ホルンダーを振るって、花粉が落ちないように虫を取除きます。
2. 水にホルンダーをつけて、24時間寝かせます。
(1時間もしないうちに甘い香りがしてきます。)
3. Holunderを取り出し、汚れや残っていた虫を取り除く為、ざるやキッチンペーパーを使って濾します。
4. レモン半分は輪切りに、残り半分は絞ってレモン水にします。
5. お鍋にホルンダー水を入れ、砂糖とレモンの輪切りとレモン水を加え、一度沸騰させて砂糖を煮溶かします。
5. 熱いうちにガラス容器などに入れて出来上がり♪
備考
汚れが気になるので水に浸ける前に洗いたいところですが、花粉が落ちてしまうんではと思いグッと堪えて洗わず浸けてみました。幸い虫は払い落とせていました。排気ガス等が気になるので、車が通らない場所で摘めると良いですね。
少しクセがあるので好みは分かれると思いますが、フワンと甘い良い香りがして美味しく仕上がりました。
興味津々で長男君はいつも炭酸水割りで飲んでみますが、甘すぎるやら薄すぎるやら言って途中でやっぱり要らないとなっています。お友達の子供はミントを入れて美味しそうに飲んでいました。
今は授乳中でアルコール厳禁ですが、来年は是非発泡酒に挑戦してみたいなと思っています。そして今回は、家にある空き瓶で保存になりましたが、来年はお洒落で可愛いガラス容器を調達したいなと思います(笑)。
日本でも3~5月頃に、本州、四国、九州の山野の林緑で普通に咲いているようです。
もし見かけたら、簡単にできるので是非挑戦してみて下さい♡
今日もストレスレスな一日になります様に☆