【体験記】子供3人連れ長時間フライト。1人でもなんとかなります!
先週末6週間ぶりにドイツに帰国しました。
旦那さんが既にドイツに帰っていたので、1人で3人(1歳1ヶ月、3歳2ヶ月&6歳)連れての長時間フライト。日本から帰って来る時は、あれもこれもとなって荷物がどうしても多くなってしまいます。ということで、預け荷物はなんと7個(笑)!
手荷物も一杯あったので出発前からドキドキでしたが、なんとか1人でも3人連れて帰ってこられました。ということで、今回は3人の子供を連れての長距離フライト体験について、感じた事などをまとめてみたいと思います。
持ち込んだ物
- お着替え (次男君&娘ちゃん用2着分、長男君&私用1着分)
- 長袖の上着(クーラーがききすぎて寒い時用)
- オムツ替え一式(オムツ8枚)
- ガーゼ1枚
- 小さいタオル2枚
- 水筒2個(次男君&娘ちゃん用にお水を入れて)
- おにぎり+スナックパン
- 離乳食+赤ちゃん用おやつ
- 歯ブラシ
- その他預け用荷物に入らなかった小さいもの諸々
- (納豆 ←子供が大好き。でもドイツでは高級品。なので、クールパックで冷やしていつも持ち帰ります。)
それぞれ子供用リュクサックに
- お菓子
- ヘッドフォン+MP3プレイヤー
- お人形と遊び用シール
手荷物用の荷物はほとんど使わない
以前の記事でも記載の通り(ご参照:【体験記】子連れで長時間フライト!1人、2人、3人子連れ旅を振り返ってみます。 - 殿姫殿5人家族)、あれもこれもと持ち込んでも結局はオムツ替えと食事以外の物は使わないで終わる事が多いです。往路で娘ちゃんが鼻血を出し、飛行機酔いで何度も嘔吐してしまったこともあり、お着替え用の洋服は少し多めに持ち込みましたが、今回は誰1人と使うことなし。手荷物用のスーツケースは開けずじまい。
ということで、不要な物は出来るだけ少なくして飛行機に乗り込むことをお勧めします!
とはいうものの、子供が一緒だと使わないだろうけど念の為に!っていう荷物が多いんですよね。そして私は、納豆なんて持ち込んだりしてるんですけどね(笑)
おもちゃはやっぱり要らない
赤ちゃんの気を引くために、新しいおもちゃを持ち込む事が勧められていますが、私はやっぱり必要ないと思っています。興味を持ってもらってもたかが数十分。10時間以上のフライトでおもちゃを持ち込む事は意味ないんじゃないかなぁ、と。
子供用の飲み物は持ち込み可能
子供用の水筒に入れた飲み物は捨てずに機内に持ち込む事が出来ます。セキュリティーで水筒を開けられて匂いを嗅がれますが、ドイツからも日本からも問題なく持ち込めました。
揺れてもこぼさず飲めるストローマグがお勧めです♪
軽食の持ち込みは必須 ー 機内食は食べられない
我が子だけかもしれませんが、2人とも機内食をほとんど食べてくれません。お目当ては一緒に出てくるおやつのみ。それ以外は美味しくないんだそうです。日系だとチャイルドミートを頼むとキャラ弁になっていたり、タマゴサンドがハート型だったりと、子供の心をつかむようにと色々と工夫がされているんですが、我が子の心は掴めず…
好き嫌いはともかく、機内食が出てくる時間に子供が寝ていたりすると、わざわざ起こして食べさせることもできません。後で持ってきてもらうこともできるし、客室乗務員の方もきちんと再確認してくれるんですがわざわざ持ってきてもらうのもって思ってしまうので、我が家はおにぎりやスナックパンを沢山持ち込んでいます。
往路は少しは健康にいいものをと思ってリンゴやバナナ、マスカット等果物も持ち込みましたが、お菓子に目がいっている子供たちは全く手付かず。これを教訓として復路では健康に良いものは何も持ち込まず。
お母さんは、赤ちゃん連れの場合は機内食を食べる時間も余裕もないと思った方が良いです。バシネットを予約していても、バシネットの中で寝てくれるかはまた別問題。そして、機内食が出てくる時間に赤ちゃんがバシネットの中で寝ているかも分からない。なので、気楽にいつでも食べられる物を手荷物で持って行く事は必須ですね。機内食には頼らないって事でしょうか。私も今回は一度も機内食を出してもらえませんでした。
1歳前後の赤ちゃん連れが一番大変だと思う
ハイハイをしていたり、歩き始めた赤ちゃんを連れてのフライトは一番大変だと今回改めて感じました。とにかくじっとしててくれない!
しっかりと歩く様になっている次男君は、歩きたい盛り。座席で抱っこされて座らされている事が嫌になると愚図り、大泣き。仕方がないと思い通路に出て歩かせるとご満悦。しかし、歩いていると思ったら、突然何を思ったかハイハイしてみたり、挙げ句の果てには寝そべってみたり。
「汚いのよ~。」と思いながらも、他のお客さんにご迷惑にならない感じならもう放置。出来る範囲で好きなように歩かせ、ハイハイさせ、迷惑になりそうなら連れ戻す、という感じで見守っていました。歩かせてしばらくしたら座席に戻る、を何度か繰り返していると眠たくなっておっぱいでご就寝。
往路はお昼の便だったのであまり寝てくれないな~と思っていたけれど、約2〜3時間を2回寝てくれて少し助かりました。
バシネットは物置きとして大活躍。娘ちゃんの時と同様、ずーっと抱っこで眠り続け今回も『抱っこの刑』にかかってしまいました。「大泣きして他のお客さんにご迷惑をかけるよりは良い」と思えるようになったので、それ程苦にもならなくなりましたけどね。
6週間の間にお姉ちゃんに成長した娘ちゃんに感謝
歩くのが嫌いだった娘ちゃん。
往路はパパも一緒だったから甘えていたのもあったんでしょう。全然歩いてくれず、抱っこ抱っこ。でも、片親しかいない時は子供も無意識のうちにしっかりとしてくれるものなんですね。
パパが日本に滞在中は娘ちゃんもベビーカーに乗ると言うので、ベビーカー2つを押してお出かけしていました。実家からたった1分の所にあるスーパーですらベビーカーに乗る始末。だけど、パパがドイツに帰国してからはベビーカーには乗らずに「歩きたい!」という事が増えてきて、お出かけの際も結構沢山歩いてくれる事が増えました。
そんな娘ちゃんが、成田で乗り継ぎの時に結構長い距離を歩いてくれたり、ドイツに着いた時も寝起きだったのに歩いてくれたり。(起こした直後は次男君は抱っこ紐で抱っこ。娘ちゃんはラッコ抱きで2人を抱っこして飛行機を降りましたけど。肝っ玉母になったなーと自画自賛です(笑)
知らない場所だと私がすぐ横にいないととても不安になってすぐに大泣きしてしまう娘ちゃんが、オムツ替えでトイレに行ったり、次男君のお世話で席を離れても1人で座って待っていてくれたり。眠たくなると少しワガママを言ってみたり、変な体勢で寝れなくって少し泣いてみたりってことはあったけれど、6週間で成長したなぁーととても感心しました。
無意識に「ママしかいないから、ワガママは言えない。」と思ってくれたのかもしれません。長いフライト、大人でも暇だし疲れるのになんとか頑張ってくれた娘ちゃんにとても感謝すると共に成長を感じる1日でした。
まとめ
伊丹ー成田線、わずか1時間強のフライトでの歩きたがる次男君の様子を見て、その後の12時間の長時間フライトは一体どうなるの?と不安で仕方がありませんでした。そこに現れたのが同僚という救世主。同僚も息子さんと一緒に日本帰国中で、同じフライトでドイツに帰る事になったのです。「何かあれば助けてもらえる。」と思えた事で、少し不安が和らいだような気がします。
少しホッとした思いで乗り込んだものの、機内での1時間はとにかく長い!
残りの飛行時間を確認する度に、「まだ1時間も経っていないの…」と何度思ったか。そんな事を思いながらも、次男君が寝てくれている間やおやつを食べて機嫌良くお膝に座っていてくれる時間を利用して、日本の連続ドラマ「陸王」にはまってしまいました。時間切れで、最後の30分が見られなくってめちゃくちゃ残念でした(笑)
次男君の機嫌が悪くなったら歩かせて、席に着いたらおやつで機嫌を良くしてしばらく座っててもらって、時には娘ちゃんも一緒に機内を散歩して、そしてしばらくの間お昼寝をして、12時間をなんとか乗り切りました。
6歳の長男君はというと、最後の3時間ほど寝たのを除きずっとビデオを見て過ごし、私が席を外す時は娘ちゃんの面倒をみてくれて、長男君にも何かとサポートしてもらいました。彼にもとても感謝ですね。
赤ちゃんや2人・3人の乳幼児を1人で連れて長時間フライトに臨むママ。
不安は沢山あると思いますが、なんとかなります!!
やる事もなく、大人でも退屈な長距離フライト。子供にとっては苦痛以外の何物でもないと思います。なので、母親である私達は「泣いても良い。」「愚図っても仕方がない」と割り切って、『なんとかなる精神』で長距離フライトに臨めば少し気が楽になるのではと思います。
過去記事でも記載の通り、周りのお客さんには「すみません。」という気持ちは忘れずに!
今日もストレスレスな一日になります様に☆
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