手作りアドベントクランツ。ロウソクの意味は?2018年はミニマリストに♪
ドイツではお馴染み、アドベントクランツ(Adventskranz、アドベントキャンドル)。
毎年手作りしています。
2018年はシンプルに、ひいらぎやもみの木は使わずに作ってみました。
準備した物
- 木の切り株 (Rossmann:ドイツのドラッグストアにて)
- ロウソク (Rossmanにて、4本の長さが異なっていて最適)
- トナカイのオブジェ (家にあった物)
- クリスマスの玉/クーゲル (家にあった物)
木の切り株はアマゾンで見ていたら10€くらいしていて、偶然ロスマンで安い物(€3,99だったかな?)を発見。お得な気分になりました♪
アドベントクランツのロウソクの意味は?
アドベントクランツのロウソクは、12月25日前の日曜日を最後に、その4週間前の日曜日から灯していきます。最初の日曜日は1本目のロウソクを灯し、翌週に2本目、翌々週に3本目を灯していき、最終週の4週目には4本のロウソクが灯されます。
キリスト教では、灯はイエス・キリストの誕生を意味します。アドベントキャンドルのロウソクに火を灯す事で、イエスの再誕への膨らむ期待を表現するのです。
ちなみに、クランツ(Kranz)の語源は、ラテン語で「冠」を意味する言葉コロナ(corona)。称賛・崇敬・戴冠を表し、キリストの到来を意義する方法としてはとてもふさわしいものとされています。
それぞれのロウソクの意味
アドベンツ期間の日曜日に灯していくロウソク。
それぞれに意味があります。
- 1本目: 予言のロウソク - キリスト到来の象徴
- 2本目: 平和のロウソク - イエス誕生の象徴
- 3本目: 喜びのロウソク - 真心、愛情の象徴
- 4本目: 愛情のロウソク - 神とその唯一の息子の愛の象徴
毎週日曜日に何気なくロウソクを灯し、何気なく過ごしていたアドベント期間も、『予言・平和・喜び・愛情』といった意味を思い起こしながらロウソクを灯していけば、またいつもとは違ったひと時を送ることができるかもしれませんね。
最後に
ドイツの風習としてなんとなく作って、なんとなく飾って、毎週日曜日に子供達とロウソクに火を灯していたアドベントクランツ。そんなアドベントクランツも風習のひとつとして、宗教的な意味が色々あるんだな、と思うと奥深いですね。
我が家は、義両親世代から無宗教ですが、長男君にはドイツでは知っておくべく大切な文化のひとつだとして、小学校では宗教の授業を受けてもらっています。そんな意味でも、アドベントやロウソクの意味を母親として子供達にもしっかり説明できるようになれれば良いなぁ、と思います。
今日もストレスレスな1日になります様に☆
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