【実践】固い桃を柔らかく追熟する2つの方法。これで美味しく桃が食べられる!
桃が美味しい季節になりましたね。
長男君は桃が大好きです。娘ちゃんも1歳の時はパクパク食べていたのに、それ以降食べてくれなくなりました。(4歳になって、また桃が大好物になりました。)
ドイツでは10年ほど前から平たい桃(Plattpfirsich)をよく見かけるようになりました。日本では見かけたことのない桃なんですが、蟠桃(ばんとう)といって、実は福島県や和歌山県で僅かながら栽培されているようです。
甘くて瑞々しい桃。でも、時には固くて食べられない時もあります。そして、外に置いておくとすぐに柔らかくなってしまって美味しくなくなってしまったり。一方で、冷蔵庫に置いていたらいつまでも固いままだったり。
どうにか美味しく食べられないものかと調べてみたら、桃の保存方法はとっても簡単。そこで、2つの保存方法について実践してみたので、今回は桃の保存方法ついてまとめてみたいと思います。
桃を柔らかく、追熟する保存方法
柔らかくて甘〜い桃を食べようとして、食べた瞬間に「固いッ!」となってしまったら、少しがっかりしてしまいませんか?でも、大丈夫です。桃はとても簡単に柔らかく、そして甘くする事ができました。
紙に包む
1. 紙袋や新聞紙に、桃が重ならないように置きます。
桃は、リンゴやバナナ同様エチレンガスを放出する果物です。紙で包むことによって、水分を溜め込む事なくエチレンガスの放出が妨げられ追熟の効果が得られます。プラスチック製の袋だと、追熟が早まり過ぎて腐ってしまいます。
2. 桃を包みます。すぐに食べたい!という時は、エチレンガスをたくさん放出するバナナもしくはリンゴを一緒に入れておくことで桃は早く追熟します。
3. 24時間、日の当たらない場所で常温で保存します。
実践
1日で柔らかくなったので、その後は紙に包まずに常温で少し置いておいてすぐに食べました。冷蔵庫に保存しておいて固くて食べられなかった桃と一緒に購入した桃が、皮も手で剥ける程柔らかい桃にになりました。とっても甘くて美味しく頂けました。
コットンやリネンの布に包む
1. コットンやリネンの布を用意します。
2. 布の上に桃を重ならないように置き、包みます。
3. 日の当たらない場所で常温で保存します。
4. 2~3日後に固さを確認し、好みの固さになっていない場合は、布を交換して翌日に確認します。
実践
念の為、1日毎に柔らかさを確認しました。2日後には柔らかくなったので、その後はビニール袋に入れて冷蔵庫で保存して美味しく頂きました。
長く保存したい場合は…
冷蔵庫で冷やしてしまうと甘みが半減してしまいます。しかし、
- ラップで包む
- 少し空気を含ませたビニール袋に入れる
ことで、1週間以上冷蔵庫でも保存ができます。
まとめ
桃を柔らかくする方法として、そのまま日の当たらない場所に常温で半日~1日置いておくだけで良いという情報もあります。が、ただ置いておくだけではコバエがたかったり、追熟が早すぎて皮が皺っぽくなったりしてしまいました。
紙袋や布で包むことで、コバエもたかる事なく、皮が皺っぽくなる事もなく、柔らかくて甘い、満足のいく美味しい桃になりました。
桃を柔らかくする方法は色々あるので、買ってから食べたい頃合いを鑑みて、それぞれの方法を試してみると良いですね。
柔らかい桃が大好き、でも固い桃を買ってしまった!とお困りの方にお役に立てれば嬉しいです♪
今日もストレスレスな一日になりますように☆