ドイツの代表料理。ジャーマンポテト〜Bratkartoffeln〜
ドイツといえばじゃがいも料理。
じゃがいも王国ならではのじゃがいも料理なのか、名前からしてもドイツ料理なジャーマンポテト。
ドイツ語ではBratkartoffeln(=ブラートカルトッフェルン)と呼びます。
「焼く」を意味する「braten」と「じゃがいも」を意味する「Kartoffeln」を組み合わせた言葉で、その名も「焼くじゃがいも」。
一方で、ウイーンの主婦だったHenriette Josefa Brathsさんが雑誌の料理コンペで発表し、出版社が感動した事から、Henrietteさんの姓をとって『Brathskartoffel』と名付けられたという説もあるようです。
ドイツ料理のレストランに行くと、大抵お肉料理の副菜として、茹でたじゃがいも・フライドポテト・ジャーマンポテトから好きなじゃがいも料理の種類を選べます。
我が家は、
- 子供達はフライドポテト。
- 大人はジャーマンポテト。
を選ぶ事が多いのですが、フライドポテトの場合は手作りだと感動。
ジャーマンポテトも、自分で茹でたであろうじゃがいもを使ったジャーマンポテトだと美味しく、ジャーマンポテトの質でそのレストランの質も分かるような気がします。
既に丸く切られたじゃがいもや茹でたじゃがいもが真空パックで業務用に販売されている様で…
そんな一見焼いて終わりで簡単そうに思うジャーマンポテト。実は結構面倒臭くて、時間もかかります。
なので、時間をかけて作ったジャーマンポテトはやっぱり美味しいです。
ドイツの代表料理 ジャーマンポテト〜Bratkartoffeln〜
材料
- じゃがいも 約800g
- ベーコン 5〜6枚
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ7〜8
- ヒマラヤ岩塩 適量
作り方
1. じゃがいもの皮を剥き、大きなお鍋で柔らかくなるまで茹でます。
2. じゃがいもが柔らかくなったら、お湯を捨てます。じゃがいもをお鍋に戻し、弱火で少し水気を飛ばします。
3. じゃがいもは一口大ほどの大きさ、ベーコンは細切り、玉ねぎ・にんにくは細切れにします。
4. 半量のオリーブオイルをフライパンに入れ、じゃがいもの半量を焼きます。表面がカリッとするくらいになったら、いったんキッチンペーパーの上に置き油を切ります。
5. 残りのじゃがいもを4と同じくカリッとするまで焼きます。
6. じゃがいもがカリッと焼けたら、フライパンの隅の方に寄せて、ベーコン・玉ねぎ・にんにくを反対側の隅で焼きます。
(4と同じ様にいったんフライパンからあげてもいいのですが、手抜きです。)
7. フライパンにオリーブオイルが沢山残っている様であれば、キッチンペーパーで拭き取ります。
8. ベーコンが焼けたら、4でお皿にあげたじゃがいもをもう一度フライパンに返し、全てを混ぜながら焼き、ヒマラヤ岩塩で味を調整したら出来あがり♪
材料は、フライパン2回分の分量なので、このような作り方になっています。
二つのフライパンを使って同時進行でも良し。
5人家族で充分に足りる量なので、半量で作るとフライパンでじゃがいもを炒める回数は、一回減ります。
たかがジャーマンポテト、されどジャーマンポテト。
じゃがいもの種類で、じゃがいものの柔らかさや食感が変わってくる様で、ジャーマンポテト用のじゃがいも(FestkochendもしくはSpeisekartoffeln)を使っても、じゃがいもが柔らか過ぎたり…
じゃがいもの種類もされど、茹で加減にもよるのだと思います。
なので、あまり茹で過ぎない。
これにつきます。
そして、茹で上がりのじゃがいもよりもいったん冷ましたじゃがいもの方が美味しく仕上がるような気がします。
⬆︎茹で過ぎ、茹で上がりのじゃがいもで作ってちょっと失敗例…
なので我が家では、ジャーマンポテトを作る為にじゃがいもを茹でるのではなく、じゃがいもを白ご飯代わりに食べる時に大量に茹でておき、翌日もしくは翌々日にジャーマンポテトにする事にしています。
でなければ、簡単なはずのジャーマンポテトも一日がかりの作業になってしまう。そして、大食漢のドイツ人旦那さんとジャーマンポテトが大好きな子供3人のお腹を満たすには、かなりの労力に…
じゃがいも料理をする度に、炊飯器にポイとお米を入れたら炊ける白ご飯は、なんて楽なんだぁと実感です。
今日も読んで下さりありがとうございます。
素敵な一日になります様に☆