ドイツで栗拾い。拾った栗を美味しく食べる為の方法を試してみる。
冬時間に入り、秋も終わりに近づき、冬の始まりを感じる今日この頃。
ドイツでは、ミニ・ロックダウンが本日より行われています。
コロナが拡大し始めた3週間前。 公園で栗が落ち始めているのを発見しました。
近所の散歩コースに栗の木が一本あるので、「あーそろそろ栗拾いに行かないと〜!」なんて思いながら日にちだけが過ぎ…
「もう落ちてないだろう」と半分諦めながら買い物帰りに見てみると、少しまだ落ちていました。
残念ながら、いがは緑色ではなく、すでに茶色くなっていましたが…
ちょうどこんな⬇︎感じ。
栗はあまり好きではない我が子。
だけど、栗拾いは楽しい。
いがの中に栗が入っているかどうかを見るのが楽しいのか、「もうないよ〜。」「もう帰ろうよ〜。」という私の声掛けも無視して、「まだまだ〜。」と言いながら栗探しを続ける子供達。
「もう栗の季節は終わっちゃった〜。」と言っていた割には、結構たくさん見つけてくれました。
とはいえ、計ると250g程度でしたが(笑)
ドイツでは食べられない栗も拾えます。
食べられる栗と食べられない栗の見分け方はこちら⬇︎。
ドイツで拾える食べられる栗は小さくて、山ぶりと呼ぶらしいです。
ちなみにドイツ語では、そのまんまEsskastanien(エスカスターニエン)。
Essen(食べる)からくるEssに、栗の意味のKastanie をくっつけた言葉です。
Marone(マローネ)とも呼びます。
拾った栗をどの様に処理したら美味しいのか?調べたところ、結構奥が深い。
実は、拾ってきた栗は、そのまま茹でて食べても甘くないのだそうです。
なので、下処理(虫止め)をした栗を冷蔵庫で4-5週間保存。
そうすることで熟成させると、甘くなるのだそうです。
そんなことを知ると一度試してみたくなり、拾ってきた栗は今冷蔵庫で冷蔵保存中。
拾った栗を美味しく食べる為の下処理の方法はこちら⬇︎を参考に。
下処理の方法を、ざっくりと記しておきます。
拾った栗を美味しく食べるための熟成方法
材料
- 栗 250g
- 水 50ml
方法
1. 土や汚れを取るために、しっかりと洗います。
2. 栗にヒビが入っていたり、穴が開いていると、虫に喰われている可能性があるので処分します。水に浮くものも虫に食べられているそうなので、チェック要です!
3. 栗を80度(沸騰する手前くらい)のお湯で1分茹でます。
4. お湯から栗を取り出し、水分を拭きとり、冷まします。
5. 冷めたら、ビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室(チルド室)で4〜6週間保存します。
6. 冷蔵保存している間は、水分がついていないか定期的に確認し、水滴が付いている場合は拭き取ります。
4〜6週間経つと、栗の糖度はなんと4倍になるのだそうです。
下処理をしてから、今日で10日ほど経ちました。
残り4週間の冷蔵保存。
いがは茶色かったけど、美味しい甘い栗が食べられるかな。
1ヶ月後が楽しみです〜。
今日もストレスレスな1日になります様に