ドイツ料理。じゃがいもスープ〜Kartoffeln Suppe 〜
ドイツの家庭でよく登場するEintopf(アイントプフ)。
アイントプフはスープの様なものですが、日本でいうスープとアイントプフの違いは、一品でメインディッシュになり得るかという点。
メインディッシュとなるアイントプフは、副菜としてパンをつけてそれ一品で食されます。
ドイツスープ研究所の統計によると、傾向として80%のドイツ人家庭で土曜日の夜にスープを食するのだとか。
日本の「金曜日はカレーの日」みたいな感じでしょうか。
アイントプフの中でも代表的なのは、じゃがいもアイントプフ。
野菜を切って、煮込んでおしまいのじゃがいもスープは、寒い冬にお勧めです♪
ドイツの家庭料理: じゃがいもスープ
材料
- じゃがいも 1kg
- 人参 1本
- 玉ねぎ 1個
- 長ネギ 1/2本
- 野菜スープ用野菜 (人参1本、セロリの根っこ、ぱてぃす
- 水 1l
- 生クリーム 100ml
- ベーコン 80g
- バター 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- ヒマラヤ岩塩 小さじ2(+最後に少々)
- (お好みで)ウインナー 4本
作り方
1. 玉ねぎ・人参・じゃがいもが角切りに、長ネギは輪切りにしておきます。
2. 野菜スープようの野菜を大ぶりに切っておきます。
3. お鍋にオリーブオイルとバターを入れ、玉ねぎと青ネギを玉ねぎが透明になるまで炒めます。
4. じゃがいもと人参を加え、お水を入れ、ヒマラヤ岩塩・スープ用野菜を加えて、煮込みます。
5. 煮こんでいる間に、ベーコンを炒め、ソーセージを食べやすい大きさに切ります。
6. 20〜25分後、じゃがいもが柔らかくなったら、野菜スープ用の野菜を取り除きます。
7. 弱火にして、炒めておいたベーコン(半量)・ソーセージ・生クリームを加え、約5分煮込んだら出来上がり♪
残り半分のベーコンは、トッピングに♪
ソーセージを加えるEintopfは、翌日の方がコクが出ます。
なので、じゃがいもスープもソーセージを入れる場合は、翌日の方がコクが出て美味しいです。
コラナ自粛が始まって以来、子供達と一緒にランチを家で食べる事が多い。
そして、ここはドイツ。食べる物が限られている…
ということで、こういったアイントプフを大量に作って、翌日はご飯と一緒にランチに出して手抜きです。
栄養の事を考えた日本の美味しい給食や美味しい学食が懐かしい。
ドイツで出される幼稚園や学校のお昼ご飯を見て、これほどまで食育がなおざりにされていることにガッカリです。日本の食育がドイツの学校の食生活にも導入される事を願ってやまないのは、母親になったからこそです。
今日も読んで下さりありがとうございます。
素敵な1日になります様に☆