ドイツで簡単納豆作り♪
お家で納豆を作れると知り、早速見様見真似で作ってみました。
クーラボックスを使うと家中が臭くなる心配もなく、しかも有機大豆でも安く作れてしまいます。
想像以上に簡単にできるので、皆さんも一度如何ですか?
海外で納豆作り
準備する物
- クーラーボックス
- ペットボトル 3-4本
- 納豆を入れる容器
- 市販の納豆 大2
- 乾燥大豆 250g
- アルミホイル (爪楊枝で穴を開けておく)
- タオル、布巾等
作り方
1. 乾燥大豆を一晩(約8時間)水に浸けておきます。2,5倍くらいの大きさになります。
2. 指で潰れるくらいになるまで大豆を茹でます。
3. 圧力鍋だと圧がかかったら7分弱火。その後は圧が下がるまで待ちます。
4. 大豆を茹でている間に、ペットボトルに45-50度くらいのお湯を入れ、クーラーボックスを温めます。
5. 茹でた大豆の水を切り、容器に入れ少し冷ます。
6. 市販の納豆を茹でた大豆に混ぜます。
7. 容器に穴を開けたアルミを被せます。
8. 温まったクーラーボックスに容器を入れ、湯気が容器に入らないようにタオル等を被せます。
9. 1日寝かせたら完成♪
注意事項
数時間毎にペットボトルのお湯を変えて、クーラーボックス内の温度を出来るだけ45-50度に保つようにします。就寝中は変えなくてもある程度の温度が保たれているので、寝る前に1度ペットボトルを変えておくとオッケーです。わざわざ起きて変える必要はないです。
私は温度計を使ってクーラーボックス内の温度を測ることはしませんでした。が、納豆菌はうまく発酵してくれ、それなりの出来に仕上がりました。
豆知識
ナットーキナーゼと納豆菌の違い
納豆独特の粘りを出しているのはナットーキナーゼなんですが、納豆を作るときに納豆菌をふりかけて産生される酵素であり、血液をサラサラにしたりと健康に良いとされています。このナットーキナーゼの成分は50度以上で壊れてしまうようなので、発酵をする時はクーラーボックスの中が50度以上にならないように注意しなければいけません。水分が少ない状態では100度でも壊れないようですが…
一方で納豆菌は熱に強いとされ、100度でも生きているようです。腸内環境を改善し、抗菌作用があるため健康促進を図ってくれる効果があるようです。この抗菌作用は乳酸菌より凄く、体内の悪玉菌増加を抑え、高血圧や血栓発生の予防をする効果、またガン抑制の効果も期待されているようです。
ナットーキナーゼと納豆菌、どちらも健康に良いって事ですが、違いはというと、ナットーキナーゼは酵素であり、納豆菌は細菌であるという事。
一言に納豆と言っても奥が深いですね。
グッドタイミングで娘ちゃんが、
「納豆〜〜〜!」
って言ってきたので早速試食。
超偏食娘ちゃんが納豆はいつもならパクパク食べるのに、
「嫌や〜!!」
「美味しくなーーーーーい!!」
って…(涙)
きっと醤油がダメなんだろうな、と思います。
市販の納豆についてるタレって美味しいもんなぁ。
次回は市販のタレに近づくタレを作ってみて、娘ちゃんに試食してもらう予定です。
今回は初めて作ったので、乾燥大豆の戻し方とか茹で方とか調べずに作ってしまい皮がむけてしまいました。皮がむけた原因を調べると、どうやら水に浸ける時間が長すぎたようです。
*大豆の正しい戻し方
- まずは、乾燥大豆をしっかり洗いゴミなどを落とす。
- そして大豆の4〜5倍ほどの水に一晩浸ける。
- すると、大豆は水の水分を吸って約2,5倍の大きさに膨らむ。
- 浸ける時間は、夏は6〜7時間、冬は10〜12時間が目安。
私は一晩を勘違いしてしまい、24時間浸けてしまった結果、皮がむけてしまいました。
また、浸ける水に小さじ1の塩を入れると皮がむけないらしいです。
プチ情報
さらに!!!
圧力鍋の場合は、どうやら一晩つけなくても簡単に皮剥けなしふっくら大豆ができるらしいです!
次回は時間短縮で、こちらを試してみたいと思います。
さらにさらに!!
納豆菌が購入できるようなので、次回は市販の納豆ではなく、納豆菌を購入して納豆作りをしてみたいと思います。
(06.2019追記)
⬆︎納豆菌を購入して作ってみましたが、発酵せず見事に失敗。
成功したらまた記事にしまーす。
今日も読んで下さりありがとうございます。
素敵な一日になります様に☆