殿姫殿5人家族

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3児のママのドイツ生活あれこれ日記

【海外生活】謝らないドイツ人を実感する出来事3つ

外国に住むと感じる文化の違い。

 

在独約15年。

最近、よく感じるドイツ人の気質。それは『絶対謝らない』ということ。

 

ジャングルジムで…

公園で遊んでいたある日のこと。

公園のジャングルジムで遊んでいる10歳~12歳くらいの女の子がいました。ジャングルジムの上に登っていく彼女の姿を追って、自分も登ろうとする次男君。(この時まだ1歳半。流石勇敢な3人目…) 下から登ってくる次男君の姿に気づかず、女の子は下に降りてこようとした時に、次男君の手を踏んでしまいました。


日本人の私は、とっさに「(邪魔して)ごめんごめん。」と声かけしたのですが、ドイツ人の女の子の反応は、「Kein Problem! (問題ないよ!)」。いや確かにまぁ、ジャングルジムに登って降りて遊んでるところを、次男君が下から登って行って邪魔してしまったのかもしれないけれど、問題ないって反応なの?足踏んだのはあんただよ!?と思ってしまったのです。


こんな時、なんとなく「あ、大丈夫?(足踏んじゃって)ごめん。」という反応を期待してしまう日本人の私。日本人の子供なら、こういう反応しますよね?今は違うのかな? ドイツだととっさに謝った私の反応も、しなくて良かった反応なのかなぁ、と『謝る』という行為に対するギャップを感じたのでした。

 

ベビーカー事件…

謝らないドイツ人と謝りすぎる日本人

公園で娘ちゃんの幼稚園の子供達と遊んでいた時のこと。

1人の男の子が、次男君のベビーカーにお人形を乗せてお散歩をしようとした瞬間、次男君が「僕のだよ~!!!」と言わんばかりに駄々をこね始めました。最近こだわりも強くなってきた1歳児。ま、その気持ちもわかる…

 

私がその男の子のママなら、相手の子供に「ごめんね~。」と声をかけ、我が子には「お人形を退けなさい~。」と諭していたはず。しかし、ドイツ人ママは強い!?愚図っている次男君を横目にお散歩を始める男の子。その隣でドイツ人ママは、次男君に向かって「Du kriegst den spaeter, ne. (後でちゃんと返すから、ね。)。」「Du muss nicht weinen.(そんな泣かないでいいよ。)」と言うのです。

 

我が子のせいで小さな子供が愚図っているのに、謝るなんて姿勢は全くなく、ましてやこの対応。いやー、隣で見ていた私は、次男君をなんとなく宥めながら、ドイツ人ママには特に何も言わなかったけど、「流石ドイツ人~!?」と変な感心をしてしまったのです。

 

石投げ事件…

長男君が学校の校庭でお友達と石投げ事件を起こしてしまった時のこと。

お家以外ではお利口さんを演じている長男君に限って、何故?と疑問に思いながらも、相手のお子さんのお父さんを偶然見かけたので、日本人の私はすかさず「石を投げた様ですみませんでした…」と謝罪。幸い、誰にも怪我はありませんでした。相手の子供も投げ返してきたらしいので、私が相手側の母親なら、「こちらこそすみません…」と言っていたはず。しかし、そのお父さんは全く謝るそぶりはなく…

 

そして、よくよく事情を聞いてみると、長男君は日頃からその男の子に悪さをされていて、その日も嫌なことをされたので、その鬱憤もあって、お友達と一緒に石投げ合戦を起こしてしまったらしく… 恐らく、息子が悪さをしているなんて事はご両親は知らないのだろうけど、「やり返した時は(?)謝らないんだなぁ」と、『謝らない文化のドイツ』を実感したのでした。

 

謝る文化の日本と謝らない文化のドイツの狭間で…

謝る文化の日本と謝らない文化のドイツ

こんな調子で、ドイツでは日本人なら咄嗟に謝ってしまうだろうという様々な場面で、大人も子供もすぐには謝りません。『事故を起こしても、自分の非を認めることになるので決して謝ってはいけない』と言われるドイツ社会において、謝るという行為は日本の様に気軽にする行為ではなく、その後の責任行動を伴う行為になるんですよね。

 

日本社会においては、謝るという行為は思いやりの気持ちからする行為でもあり、また謙虚な姿勢を示したり、クッション的な役割があります。なので、すぐに「謝りなさい。」と躾けられている日本人の子供が、それをドイツの幼稚園や小学校で実践すると、「あの子はすぐに謝るからね。」と言われてしまい、なんとなくなめられて、格下に見られてしまうということがあります。

 

すぐに謝ってしまう日本人の私も、やはり子供達には「謝りなさい」とよく口にしています。でも時折ふと、「ドイツではこの場面はどうなんだろう。」と考えてしまう時があります。そして、「こんな場合、子供に謝らせるべきなのかな?」と日本人の友人に相談されたら、「ドイツだから謝る必要はないかもね。」と助言したりすることもあります。(明らかに非がある場合は、もちろん「謝った方が良いかもね。」と助言するけど、そもそも明らかな場合は、日本人の友人が謝ったほうが良いのかなんて迷わないです…)

 

将来、子供達がドイツに住み続けるのか、日本に住むのか、はたまた全く違う国で生活するのかは分からないけれど、謝る文化の日本と謝らない文化のドイツの間で成長し、どちらの感覚も敏感に掴み取れる、そして状況を把握し臨機応変に使い分けられる、そんな大人になってくれたらなぁ、と願うばかりです。

 

いや欲を言えば、断固と謝らないドイツ人になるよりは、思いやりから謝れる日本人よりに成長して欲しいけどね。

 

今日もストレスレスな1日になります様に☆

 

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