ドイツ・日本人家族の食卓⑤ドイツの小麦粉でふわふわロールパン
寒〜い冬も終わり、ポカポカ陽気の日が多いドイツ。
たまたま目にしたドイツのロールパン(?)レシピ⬇︎に心惹かれ、愛用Panasonicのパン焼き器は使わず、久しぶりに手ごねでパンを焼きました。
ドイツの小麦粉は日本の小麦粉と違いグルテン率が低い。なので、ふわふわパンは焼けない。という定説があります。でも、参考レシピに掲載されている写真で見るパンはふわふわで美味しそう〜。
そこで、今回は『郷に入れば郷に従え』の法則で、ドイツのレシピを参考に作ったら大成功。美味しいロールパンが仕上がりました♪
今回は、夜なべして焼いたロールパンと残り物スープでランチです。
ドイツ✖︎日本家族の食卓⑤ ドイツの小麦粉でふわふわロールパン
レシピはこちら⬇︎。
【砂糖なしパン】ドイツの小麦粉で作るふわふわロールパン♪
材料
- 小麦粉405 400g
- お湯 50ml
- 牛乳 150ml
- 卵 1個
- バター 50g
- はちみつ 30g
- ドライイースト 7g
- ヒマラヤ岩塩 4g
作り方
ロールパンの詳しい作り方はこちらをご参照下さい⬇︎。
無性にパンを作りたくなって夜なべして作ると、やっぱり途中で次男君が目を覚まし、思い通りにいかず… そしてそんな時に限って、娘ちゃんも目を覚ましてしまいダブルパンチ。なので、工程の写真がありません…
焦りながらのパン作りでしたが、焼きたては特別フッワフワのロールパンが焼き上がりました♪ 1日経つと少しフワフワ感は落ち着いてしまっていましたが、それでも家族みんなが満足いく仕上がりに焼き上がりました♪
ドイツの小麦粉事情: パン作りにおススメな小麦粉
ドイツでフワフワパンを焼こうとしたら、どうしてもフワフワに焼けないと悩んでいるドイツ在住の日本人の方は多いはず。
それは、日本の小麦粉とドイツの小麦粉の分類の違いによります。
日本の小麦粉はグルテンの量によって分類され、グルテン率が高い順に強力粉、中力粉、薄力粉と呼ばれています。
一方ドイツでは、ミネラルの含有量によって分類され、ミネラルの含有量が高くなるにつれてType405、Type550、Type1050という様に数字が高くなっていきます。
フワフワパンを作るにはグルテン率が重要で、日本ではグルテン含有量が11,5〜13,5%と多い強力粉を使います。なのにドイツの小麦粉のグルテン率は、10〜11%前後。どの種類の小麦粉でもグルテン率が低いんですよ〜。
なので、グルテンを加えるという方法があるんですが、グルテンは体に悪いと言われる時代に、グルテンを加えるのもどうかなぁなんて思ったり。そして、そんな時代なので、グルテンが手軽には入手できなくなってしまいました…
そんな最中お友達が教えてくれた大手スーパーEDEKAプレミアム商品(?)の小麦粉。
普通のドイツの小麦粉のグルテン率が10〜11%のところ、こちらの小麦粉のグルテン率は12,8%と高く、プロ用と謳っています。
別記事⬇︎で書いたおススメイタリアの強力粉・マニトバ粉のグルテン含有量13%強に迫る勢いです〜。
今度はこちらの小麦粉を使って一度パン作りをしてみたいと思うのですが、コロナウィルスの影響でいつ入手できるのかは謎。ドライイーストもどこも売り切れ状態。
まぁ、グルテン率10,6%のAlnatura 小麦粉タイプ405でも美味しいフワフワロールパンが焼けたので、小麦粉の種類にはあまり拘らず、春日和のドイツで再びPanasonicのパン焼き器で食パンを焼いてみようと思います。
ドイツの小麦粉ではふわふわ食パンが焼けないと言うけど、材料の分量に気をつけてきちんと捏ねると、特別な事をしなくてもちゃんとふわふわに焼けるんですよ〜と書かれているブログを目にしたこともあるしね。残念ながら材料を記載してくれていなかった…
今日もストレスレスな1日になります様に☆
皆様、引き続きお身体にはご自愛下さい。
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