殿姫殿5人家族

ドイツで殿姫殿5人家族

ドイツで子育て・親育て

異文化での子育ての難しさ①ドイツ流子育てなのか?日本流子育てなのか?

子育てに正解はない。


親がどんなにしっかり育てようとしても、子供は親の思う通りには育ってくれないのが子育てなんだと思います。


最近、ドイツで子育てをしていてふと思うこと。


ドイツでの子育ては、親が子供を一個人として尊重しているがゆえの子育てなのか?


ということ。


そんなこと書かれても、何が言いたいのが全く分からないと思うので、息子を通じて感じた事を今日は記したいと思います。

 

個人主義ドイツ流子育て?に対する疑問

異文化での子育て

エピソード1: 優しさなのか?それとも自己中なのか?

長男君は、2歳になる2ヶ月前に入園した幼稚園で知り合ったお友達と今も大親友。


でも、このお友達、一緒に遊んでいても、たまにいや頻繁に、機嫌が悪くなったり、「やる事なくてつまらない…。」と言ったりする様です。


お友達は自分の家で遊ぶ方が良いようで、もっぱら長男君は自転車を走らせ遊びに行くのですが、自分の親の前だと我儘になってしまうんでしょうか。


お友達(長男君)がいるのに、お母さんに駄々を捏ねたり、文句を言ったり、機嫌が悪くなるそうです。


そして、「何をして良いか分からないから、お客さんである長男君が何をしたいか決めていいよ。」と言ってくれるようなんです。


聞こえは良いんだけど、だから『言ってくれる。』と書いているんだけど、長男君にしてみれば、「これしよう。」「あれしよう。」と提案をしても、「あれも嫌。」「これも嫌。」と返され、「じゃ、君が決めて良いよ。」と言ってみたら、「いや、長男君がお客さんなんだから〜 云々。」と続くようで。


そして、たまに我が家に遊びにきても、そういうやりとりがよくあるようで、長男君が「君がお客さんだから決めて良いよ。」と言ったら、「いや、僕はお客さんなんだから、長男君が決めてよ。」と言うらしく。


最近は、長男君的には「利用されている…」というような思いも抱きつつあるようで。


でも、ゲームをする時は、「長男君はお客さんだから、好きなキャラクターを選んで良いよ。」と言ってくれるようで、長男君も「優しいんだよ。」なんて言っていたりして。

(我が家にはまだゲーム機がありません。お友達の家では少しやらしてもらっているようです。)


こう言う事を長男君から最近よく耳にする様になり、友達の前で親に対して機嫌が悪くなったりしたら、私なら一喝で突き放し、「友達と遊んで来なさい。遊ばないなら帰ってもらいなさい。」と言い放しそう。


そして、あれもこれも嫌というような我儘な事を友達に言う我が子の姿を目にしたら、私ならちょっと口を挟んで我が子を責めてしまいそう。


でも、優しさなのか?自己中なのか?分からないような行動をとっている我が子に対して、ドイツ人のママはあまり口を出さないのです。


それは、ドイツ人流の個人を重んじる子育てゆえなのか?

 

エピソード2: 勝手に遊んで勝手に帰る?

下の二人も連れて、ママ友も一緒に森や公園に遊びに行ったある日。


長男君が以前から「一緒に遊んでても、途中ですぐに友達が遊ぶのが嫌になって暇になる…」というような愚痴を聞いていたのですが、その光景を目の当たりにしたのです。


森に行った後、公園に行こう〜と言っていたら、まずは一人で行ってしまい。


みんな公園に着いて遊んでいる傍で、お友達はベンチに座ったまま。

 

挙げ句の果てに、ママに「自転車に乗りたいから、自転車を公園へ持ってくるように。」と指示。(お家は徒歩1〜2分範囲。だけど…)


その間、長男君のことは放ったらかし…


そして、自転車を見るやいなや、公園の裏の森へ一人でサイクリングへ。

え、長男君は置いて、やっぱり一人で行っちゃうの?


と、遠くの方から見ていた私もちょっと、いやかなりビックリ。


案の定、長男君は私に近づいて来て、

 

「ほらな、いっつもこんなんやねん…。」


「僕、暇…」とポツリ。


「確かに酷い…」と思いつつも、「自分から遊ぼうって声かけたら良いやん。」と突き放してしまう私。


そして、ちょこっと自転車に乗らせてもらって終了。


挙げ句の果てには「バイバイ」も言わずに、寒いからと一人で帰ってしまうというオチ。


私なら、

  • まず、自転車を取りに行かない。
  • どうしても乗りたいなら、お友達と一緒に取りに行かせるか、自分で取りに行かせる。
  • お友達と絡まずボーッとしていたら、「一緒に遊んできなさい。」と促す。
  • バイバイも言わずに帰ろうとしたら、こっぴどく叱る。


という行動をとってしまいそうな場面で、ドイツ人ママは我が子には何も言わずに、私達に「またねー。」と自分も帰路についたのでした。

 

個人主義とは?…

異文化での子育て ドイツ流子育て

こういった一連の行動を聞いたり、実際に見たりして、親が子供に対する対応が、私とは全く違うことに戸惑いを感じます。


上記はただ一例で、長くなるので第二弾としてまた記したいと思いますが、異文化で子育てをしているから戸惑うのか、それとも私の考えすぎなのか?


親友A君はお母さんに甘やかされて育っている、という風にもみてとれます。

実際、甘やかされている部分もあるし、かといってやりたい放題にさせてるわけではないのも知っています。


けれど、

 

  • 自分がされて嫌なことはしない。
  • 友達のことを優先する。


どんな場面でも『他人に対する気遣いを忘れないように』という思いを伝えようとする子育ては、日本流なのでしょうか?


子供の行動についつい口を出してしまうのは、子供を一個人として尊重していないがゆえの子育てなのでしょうか?


『個人』が重んじられるドイツでの子育てだからこそ、子供を一個人として尊重し、子供の行動にもあまり口を出さないのでしょうか?

 

日本で子育てをしていて同じ状況に陥ったら、「気遣いがないなぁ。」「自分の世界とは違う世界の人だなぁ。」「合わないなぁ。」と思い、恐らく疎遠になって終わりの関係も、ドイツという異国で子育てをしているから故に、日本では受け入れ難いことも、異文化だから?と思い、受け入れる。


ポジティブにもとれるけど、それが果たして本当に異文化での個人を重んじるがゆえの子育てだからなのか、それともはたまたやはり日本と同じで甘やかせた子育てなのか。


そこが分からない、分かり得ないので、異文化での子育てはやはり歯痒い感じです。


エピソード第二弾に続く…


今日も読んで下さりありがとうございます。

素敵な一日になります様に☆