【砂糖なしレシピ】ルバーブとイチゴのケーキ
ルバーブの季節になりました。
ドイツ語ではRhabarber(ラバーバ)。
日本では聞いたことがなかったこのお野菜。
ドイツでは、ホワイトアスパラやイチゴと並ぶ春の代名詞。春の訪れとともにスーパーやマルクト(青空市場)に並びます。
そして、パン屋さんでもルバーブジャムをほどこした甘いおやつパンやルバーブケーキが売られ始めます。
ミーハーな私は、春にしかお目にかかれないこのお野菜・ルバーブを、毎年なぜか一度は使いたくなります。そして、ドイツでは家庭でよく焼かれるルバーブケーキを焼いています。
今回は、これまた今が旬のいちごと一緒に焼いてみました。
砂糖なしルバーブといちごのケーキレシピ
材料
- ルバーブ 200g
- いちご 100g
- バター 125g
- アカシアはちみつ 70g
- エリスリトール 70g
- たまご 2個
- ヨーグルト 125g
- ☆スペルト小麦粉 150g
- ☆アーモンドプードル 100g
- ☆ベーキングパウダー(アルミフリー) 小さじ1
- ☆重曹 小さじ1/2
作り方
1. ルバーブを1~2センチの長さに切り、いちごは薄切りにします。
2. 常温で戻したバターにアカシアはちみつとエリシトールを加えてよく混ぜます。
3. 卵を1つずつ加え、その都度よく混ぜます。
4. ヨーグルトも混ぜてよく混ぜます。
5. ☆の粉類を3度に分けて加え、ゴムベラでよく混ぜます。
6. 型に生地を流し入れ、その上にルバーブといちごを乗せ、少し生地に押入れます。
7. 180度のオーブンで40~45分焼いたら出来上がり♪
(表面の焦げが気になり場合は、途中30分でアルミホイルを被せます。)
ルバーブってどんな野菜?
ルバーブは酸味が特徴のお野菜。
ですが、だからこそ?果物の様にジャムやケーキによく使われます。
食べられるのは茎だけ。
葉には高濃度のシュウ酸やシュウ酸塩の有毒成分が含まれています。
生で摂取すると、中毒症状を引き起こし、胃痛や下痢、吐き気などの症状も。
最悪の場合は、死にも至ります。
ルバーブ狩りに行ったり、ルバーブの葉と一緒に売られている時は注意が必要です!
ルバーブの収穫時期はホワイトアスパラと同じ。
ドイツでのルバーブの収穫は、4月頃から始まり、基本的には6月中旬、遅くても聖ヨハネスの日(6月24日)までに終了します。
これは、ドイツを代表する春のお野菜の1つであるホワイトアスパラと同じ。
その理由は、ほうれん草にも多く含まれるシュウ酸。
ルバーブは、身体に良い鉄分やカリウム、ビタミンC、食物繊維を豊富に含む一方、大量摂取すると健康に害を及ぼす可能性のあるシュウ酸が多く含まれています。
夏の到来と共に暑くなる聖ヨハネスの日辺りから、ルバーブはよく成長し、その成長と共にシュウ酸の含有量も増加。
ルバーブの大量摂取で健康の害にならない様にと、聖ヨハネスの日を最終収穫日とされました。
ルバーブの大量摂取は控えよう!
ルバーブに含まれるシュウ酸は、カルシウムや鉄分の吸収を阻害し、さらには結石の原因に。
なので、大量に摂取するのは控えた方が良さそうです。
結石に予防策としては、カルシウム豊富な食材(乳製品やナッツ)と一緒に食すると良いとされています。
その理由は、シュウ酸は、腸から吸収された後で腎臓でカルシウムと結合し、結石の元の成分である結晶になります。カルシウムを沢山取ることで、吸収される前の腸の段階でシュウ酸と結合するので、シュウ酸の吸収が少なくなり、結石の形成の予防に繋がるのだそうです。
とはいえ、結石を持っている人は、ルバーブの摂取を控えた方が良さそうですね。
ルバーブは、日本でも寒冷地の北海道や長野県でよく栽培されているそうです。
結石を持っていない方は、是非一度お試し下さい~。
今日もストレスレスな一日になります様に☆
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