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ハチに刺されない為の6つの対策。ハチ刺され対策はこれで万全!

ハチに刺されてしまった長男君。

 

ミツバチそれともスズメバチ?どっちに刺されたのかな?と思い本人に聞いてみると、もちろん分からないとのこと。「そもそも、違いが分からないよね。」って話していると、始めは「分からん。」と言っていたのに、急に思い出したかのように「ミツバチは刺した後死ぬ。スズメバチは死なない。」と言ったのです。

 

半信半疑で「ふーん。知ってるの凄いなぁ~。」なんて言いながら、母親なのに知らなかった私は少しいやすっごく恥ずかしくなりました。恐らく、自然の事をよく知っているお義母さんか故お義父さんに教えてもらったんだと思います。

 

そこで、長男君の言ったことが本当なのか「ミツバチとスズメバチの違い」について調べてみたので、今回は「蜂に刺されないための予防策」、「ハチを寄せ付けない対策」とともにまとめてみたいと思います。

 

ミツバチとスズメバチの違い

アシナガバチを含め、ミツバチもスズメバチも『刺す蜂』です。

 

ミツバチとスズメバチの違いは、

 

  •  ミツバチは一度刺すと死んでしまう。
  • スズメバチは何度でも刺すことができる。

 

という点。

 

ミツバチは、一度刺すと、針が刺した箇所に残ってしまい、それと同時に内臓ごとちぎれてしまうので、死んでしまいます。ミツバチにとって「刺す」と言う行為は、「死」を意味するので、かなり追い詰められた状況でしか刺しません。

 

一方、スズメバチは針を残すことなく、そのまま生存し続けます。

 

ミツバチとスズメバチの特徴は、

 

ハチに刺されない為の6つの対策

 

蜂に刺されない為の予防策

ハチに刺されない為の6つの対策

蜂は、

  • 黒色
  • 明るい色や蛍光色
  • 香水やコロンなどの香りの強いもの
  • 甘いもの

 を好みます。

 

黒色の服やカバンを避ける

黒色はハチにとって攻撃色です。

特にスズメバチは黒いものに攻撃する習性があります。

 

黒と白の布でハチを刺激する実験を行ったところ、ほとんどのハチが黒色の布に集まったという結果が出ている様です。

 

なので、木の多い公園や自然の中で遊ぶ時、子供には黒色の洋服ではなく、白色の洋服を着させてあげると少し安心できますね。

 

ハチの季節は蚊の季節でもありますよね。

蚊が好む色もハチと同じで黒色です。

 

白色にはあまり誘引されないので、ハチ対策=蚊対策にもなって良いですね。

 

また、花と間違われる可能性のある明るい色や蛍光色の服も避けるようにしましょう。

 

香水やコロンはつけない

花の香りが大好きなハチ。

花の香りのする香水やコロンをつけていると、当然ハチは好んで近づいてきます。

 

なので、ハチの季節は香水やコロンは避けるようにしましょう。

 

甘いものを外に置かない

暖かい季節になるとお庭でお食事をしたり、カフェのテラス席でカフェを楽しんだりする事が増えますよね。そんな時も出来るだけジャムやケーキ、ジュースなどの甘い食べ物や飲み物をテーブルに置くことは避けるようにしましょう。

 

特に子供には、

 

  • 缶に入ったコーラやファンタ
  • テトラパックのジュース

 

等は与えないようにしましょう。

 

蜂が缶やテトラパックに入り込んでいる場合があります。

子供がその事に気づかず飲んでしまい、口の中を刺される危険が潜んでいます。口の中や咽頭部を刺されると、腫れて窒息する事もあり非常に危険です。

 

ストローで飲むと、蜂が口の中に入る危険性が少なくなるので、缶やテトラパックで飲む場合はストローをつけてあげると少し安心できますね。

 

長男君が救急で診察を受けた際に、お医者さんが何度も「缶入りの飲み物には気をつけて。」と仰っていました。ハチが潜んでいる危険性があることを、子供にもしっかり説明しておくようにとのことでした。

 

ハチを寄せ付けない対策

ハチに刺されない為には、ハチに近づかない事。

でも、飛んでくるハチを避けるのも難しいですよね。

 

なので、ハチを寄せ付けない対策を取って、近くに飛んでこないようにしましょう。

 

エッセンシャルオイル

ハチに刺されない為の6つの対策

ハチはミントやラベンダー等の匂いが苦手です。

アロマランプにミントやラベンダーのエッセンシャルオイルを入れておくとハチが近寄ってきません。

 

木酢水

不要な容器に木酢液と水を1:1の割合で入れて、木酢水を作ります。

 

木酢液の主な成分は酢酸で、効能として、

 

  •  虫除け
  • 害虫よけ
  • 無害の除草剤

 

等があります。

なので、蜂だけではなく蚊やその他の虫も近寄らなくなります。 

 

レモンにクローブ(Nelke)

ハチに刺されない為の6つの対策

ドイツではクリスマスシーズンになるとレモンやオレンジにクローブを刺したり、シナモンと一緒に飾ったりしてクリスマスの香りとして楽しみます。

 

ハチはラベンダーの香りと同様レモンの香りも好まないので、クリスマスの香りであるレモンポアンダーを置いておくとハチは近寄らなくなります。

 

作り方はとっても簡単。

 

  1. レモンを4つの輪切りにします。
  2. 輪切りにしたレモンにクローブを沢山突き刺します。

 

約1ヶ月毎に新しいものと交換します。

 

おまけ 〜銅貨は効果なし〜

ハチに刺されない為の6つの対策

 

以前、レストランのテラスでスズメバチがたくさん飛んでいて、ウエイトレスさんから「銅貨を置けば良いよ」と教えてもらいました。でも、あまり効果はなく。調べてみたら、やはり効果はない様です(笑)

 

それでもハチが近づいてきた場合

ハチが近づいてくると、恐怖心から子供は特にとっさに手で払ったり叩いたりしてしまいがちですね。でも、この行動はハチを刺激する行動で、さらにハチに襲われることになってしまいます。

 

ハチは動くものに反応するため、

 

  1. 静かに
  2. 背を向けずに後ずさり
  3. 姿勢を低く

 

することを心がけて、ある程度距離をとってから逃げましょう。

 

まとめ

どの対策も日頃の少しの心がけで簡単に出来るものですね。

これでお家のベランダやお庭に来るハチの対策も、ばっちり。

 

ハチに刺されて困ったり、痛い思いをする前に、日頃から対策を取っておくことが大切ですね。ハチが近づいてきて困っている人は、是非試してみて下さい♪

 

今日もストレスレスな一日になります様に☆