スペルト小麦に拘る理由。小麦粉が体に悪い事を実証する2つの動物実験結果が怖い!
ドイツでスペルト小麦の存在を知ってからは、お料理でもお菓子作りでもなるべくスペルト小麦粉を使うようにしています。
日本にいた時は、スペルト小麦粉の存在など知らず、小麦粉について何の疑問も持っていませんでした。そもそも、日本のスーパーでスペルト小麦粉を見たことがない様な気がします。でも、ドイツでは普通のスーパーでもスペルト小麦粉の商品をよく見かけます。そして、ドイツでも健康志向が高まっているのか、スペルト小麦粉の商品ラインナップが年々増えてきているような気がします。
グルテン不耐症の人も多いドイツでは、グルテンフリー商品が売られていたり、小麦粉の体への悪影響は色々と情報がとびかっています。なので、なんとなく体には良くないんだろうなぁと思っていたのですが、ネガティブ影響を実証する2つの動物実験結果を知って、益々小麦粉を使う事が恐ろしくなりました。
小麦粉が体に悪い事を実証する2つの動物実験
ある動物実験では・・・
ドイツの栄養学教授がある動物を用いて、餌の種類を以下の様に分け実験をしました。
- グループ1:小麦粉とその他のえさ
- グループ2:全粒粉のみ
- グループ3:小麦粉のみ
結果
- グループ1の動物:すぐに何らかの症状が発症。次世代では、新陳代謝が悪くなり、歯や歯肉の問題、顎・骨・血流の問題、目の病気、腎臓・肝臓の障害、腫瘍の発症など、ありとあらゆる病気の症状が発症。
- グループ3の動物:慢性的な病症を発症することもなく、数週間後に死亡。
不妊症の原因にも・・・
ラット実験から、小麦が不妊症に陥る原因となる可能性があるという情報もあります。
ある実験ではラットを用いて、50%は通常の餌を与えながら、
- グループ1:挽かれた直後の全粒粉
- グループ2:挽かれた直後の全粒粉で焼いたパン
- グループ3:挽かれて14日後の全粒粉
- グループ4:挽かれて14日後の全粒粉で焼いたパン
- グループ5:小麦粉
を与えて、妊娠率についての実験が行われました。
結果
- グループ1&2のラット:何世代にも渡って問題なく子供を産み続けます。
- グループ3&4のラット:3世代目まではグループ5のラットよりも多くの子供を産んだにもかかわらず、4世代目には絶滅。
- グループ5のラット:初世代では平均的な8匹を産んだ一方で、3世代目になると1,2匹となり、4世代目では絶滅。
まとめ
日本でもドイツでも不妊率が上昇している昨今。
そして、世代が長くなるにつれ、小麦の品種改良も進み、また小麦摂取量も増えている現状。
ラットと人間を単純に比較する事も出来ないけれど、不妊率の上昇のひとつの原因としては考えられるのかもしれません。そして、ラット実験の結果からすると、このまま遺伝子改良・品種改良をし続けられる小麦を摂取することは、人間の絶滅を導くことになるのかもと想像すると恐ろしくなります。
また、小麦粉の摂取は不妊率の上昇に加え、食欲増加を導き、食べればもっと食べたくなります。そして、肥満を促し、糖尿病の発症にもつながる可能性があります。
じゃがいも同様パン文化でもあるドイツ。ホームベーカリーを手に入れてからは、せっせとパンを焼き続けてはいるけれど、できる限り小麦粉は避けスペルト小麦粉で作る様にしたいな、と思うのでした。
今日もストレスレスな1日になります様に☆
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