2021年導入(予定)。ETIASの申請方法から承認までのポイント7つ!
前回は、ETIASの概要について記事をまとめました。
今回は、ETIASの申請方法や承認にかかるまでの期間などについての疑問を解決すべく、7つのポイントについてまとめてみました。
①ETIASの申請方法は?
オンラインにて必要事項を入力して申請。
入力事項は、
姓、名前、旧姓、生年月日、性別、出生地、国籍、居住地、メールアドレス・電話番号、学歴・職歴、最初に入国する国 など。
また、病歴・戦争地域の国への渡航歴・追放や強制送還された国・過去の犯罪歴などの質問に対する回答も必要。
申請者が未成年者の場合は、親権者などが代理で申請する必要があります。
第三者によって申請する場合は、代理申請をする会社や代理申請者の身元を確認する書類が必要となります。
②ETIAS申請に必要な書類は?
パスポートのみ!
パスポートは、ICまたは機械で読み取り可能なパスポートである、パスポートの写真は貼付されていないことが条件です。
注意!
シェンゲン協定加盟国を出国するより3か月以上のパスポートの残存期間が必要です。
そのほかに、申請はインターネット経由となるため、インターネットが利用可能な環境が必要です。
また、支払いはクレジットカードのみ可能なので、クレジットカード保有の必要性も出てきます。
③ETIAS申請料金は?
- 18歳以上:7ユーロ
- 18歳未満:無料
④ETIAS申請に要する時間は?
申請にかかる時間は10分。
10分を経過すると、「タイムアウトしました」というメッセージが届き、もう一度いちからやり直ししなければいけなくなります。なので、事前に必要書類・情報を収集し、迅速丁寧に入力・回答する必要があります。
⑤ETIAS承認までに要する時間・承認連絡は?
- 承認までに要する時間:問題なければ、申請後すぐ!!
- 申請後すぐに発行されない場合は、約96時間(4日)~最長2週間
承認された旨の連絡はEメールにて申請者本人に届きます。
申請却下の場合は、却下理由が明記されて連絡が届きます。書類不備等の理由で却下された場合は、再度申請が可能です。
⑥ETIASの有効期限は?
有効期限は承認日から3年間。もしくは、パスポートの有効期限。
早く期限が切れる方が、有効期限となります。
よって、パスポートの有効期限がETIAS承認日から3年以内に切れる場合は、パスポート申請とともにETIAS申請も必要となります。
取得後3年間は、180日以内で最長90日までであれば、何度でも圏内への出入国が可能です。
⑦滞在ビザを持っている人もETIAS申請が必要なの?
第三国国籍者(EU加盟国以外の国籍所有者)となる日本人。
規則1030/2002(第三国国籍者に交付される滞在許可証の統一様式の採用に関する規則)に基づいて発行された滞在許可証を所持する人は、必要がないとされています。
まとめ
今回は、ETIASの申請から承認に至るまでの手続きについてまとめてみました。
旅行会社を通さず、手軽にネットで航空チケットも購入できる昨今。
ヨーロッパ旅行に出かけるときには、事前手続きが必要!という事を忘れずに、ETIAS申請してくださいね。
最新情報は公式サイトでチェックして下さい。
今日もストレスレスな一日になります様に☆
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