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【ドイツ生活】ドイツ人化しているなと思う4つのエピソード

在独15年。

在独が長くなって、少しずつドイツ人化しているなと思う瞬間があります。

 

やばいやばいと思いながらも止められないドイツ人化。

そんな私のドイツ人化エピソードを4つご紹介。

 

傘をささない自分

ドイツ人化していく自分

傘をささないドイツ人。

傘の存在を知らないのか?と思うほど、傘をさしません。

 

嵐が来て大雨の時は流石にさす人も多いけど、小雨程度ではもちろんさしません。

小雨で傘をさしている方が目立ってしまう感じです。

 

ドイツに住み始めた頃は「汚いなぁ。」とか思っていた私も、気づけば少しの雨だと傘をささなくなってしまいました。

 

なので、雨の日が多いドイツの冬で着るコートはフードが必須に。

 

狐の嫁入りの様な雨が降ることも多いドイツ。

折りたたみ傘は必ずカバンの中に入っているのに、出すのが面倒臭くってささない自分。

 

あー、少しずつドイツ人化しているんだなぁ、と。

 

服装に気を配らない自分

子供が生まれてからは特に服装に気を配らなくなりました。

授乳中は特に着れる服も限られるし、ちょっと良い服着てオシャレしても、抱っこしたらすぐに毛玉がついてボロボロになる。

 

そして、ドイツ人は人の服装なんて気にしない。

 

ということで拍車がかかり、年月とともにオシャレ度が低くなっていき…。

 

流石に職場には少しは綺麗にしていきたい。

と思いながらも、40歳を超えてのオシャレが分からない。

 

寒い冬でも半袖で歩いている人がいたりするドイツ。

他人の事は気にしないドイツ人社会に慣れていく自分をやばいなぁと思いながら、40歳に突入してしまい、後戻りができなくなりつつあります。

 

元々オシャレ度が低い人が海外在住になると(フランスとかミラノだと大丈夫かぁ)、かなり高い確率で陥ってしまう傾向があると思うので、お気をつけて(笑)

 

日本のケーキが小さ過ぎると感じる自分

ドイツ人化していく自分

日本の実家の近所にアレルギー対応のケーキ屋さんがあります。美味しいし、卵を使っていないケーキが売っていたりするので人気です。

 

でも、ケーキの大きさが小さい…


また、そのちょっと先にはショートケーキの大きさが大きくて、その割に安いということで大変人気のケーキ屋さんもあります。確かにアレルギー対応のケーキ屋さんのケーキに比べたら、大きい。

 

でも、やっぱり小さい…


そして、カフェに入った時のこと。ランチメニューについているデザートの大きさに目を疑い…「これ、一口で食べれるがな~!!、デザートとは呼ばれへんで~。」と思わず叫んでしまうほどのケーキの大きさ。一緒にランチしていた友達曰く、日本では普通なのだそう。


それほど、ドイツのケーキの大きさは大きい様です。

恐らく倍くらいの大きさ。

 

この大きさに慣れてしまった私は、日本のケーキなんて2つ、3つペロッといけてしまう、というかいきたい衝動に駆られてしまうのでした。

 

食事の量もしかり

パスタでもステーキの大きさでもやはり、日本のレストランに比べると大きい。

 

日本で出てくるパスタの量に「えっ!?」と思ってしまったり、ランチに行ってもやっぱり足りなかったり。

 

胃がドイツ人化してしまっているのは明らかで。

日本に帰国する度に、「やばい~。」と思ってしまうのでした。

 

思わず出てくるドイツ語…

職場でPCを前に思わず「Nein~!(No~!)」とか、「Scheisse~!(Sit~!)」とか叫んでいる自分がたまにいます。

 

日本人も多い職場なので、ドイツ語ばかりを話しているわけでもなく、家でも我が子とは日本語オンリー。そんな日本語を話す機会が多い環境で暮らしているのに、思わず出てくる言葉がドイツ語。

 

なんちゃってドイツ語で暮らしているのに、お恥ずかしい…という感じです。

 

ドイツ人にも負けないぞ !

ドイツ人化していく自分

外国人として生活をしていると、外国人(特にアジア人女性)だから馬鹿にされている、ちょっと下に見られている、と思わされる場面に遭遇することも少なくありません。

 

でも、馬鹿にされているな、私は間違っていないのに言葉の壁の為に何か損させられそうだなと思う時には、相手がドイツ人であろうが強く反論したり抗議したりする強い自分がいます。

 

 体験談はこちら⬇︎。

yukimaus.hatenablog.com

  

空気を読むとか臨機応変に対応するとか、言葉に出さずとも分かって当然というものが日本人精神の中には少なくともあると思うんですが、そんなものドイツ人には通用しない。

 

ドイツ人相手にそういう阿吽の呼吸みたいなものを期待してしまうと、自分がお客さんだろうが、合っていることを言っていようが、はっきりと物を言わなければ、言い負かされたり馬鹿にされたり。

 

そんな環境・社会で暮らしていると自然に「ドイツ人には負けないぞ?!」と力んで頑張る自分がいる様な気がします。

 

どれだけ海外生活が長くなっても、海外ではやっぱり外国人は外国人。

この現実だけは拭えない。

 

日本人精神とドイツ人精神の狭間で、自分がどの様な人間になりたいのか…

 

ドイツ人化し過ぎて日本人精神を忘れてしまわない様に気をつけないとな、と思う次第です。胃袋がドイツ人化していってもね。

 

今日もストレスレスな1日になります様に☆

 

こんな記事も書いています⬇︎。 

yukimaus.hatenablog.com