【ドイツ生活】日本ではあり得ないドイツの保育園事情3選
今娘ちゃんが通っている保育園とは、長男君が2歳の時からお世話になっているので約5年のお付き合いになります。
『郷に入れば郷に従え』とは言いますが、今でもどうしても受け入れられない、日本ではあり得ないだろうと思うドイツの保育園事情をご紹介します。
お漏らしの下着をそのまま渡される!
我が家の子供達は2歳前後でトイトレを終了しています。
でも、流石に年齢も低いので、保育園でお漏らしをしてしまう事も時々あります。
特にウ○チの方は、小さいながらに羞恥心があるのか、先生に言えずにお漏らしをしてしまう事があるのです。
ある日お迎えに行くと、先生から、
「今日はウ○チのお漏らしをしちゃいました。」
との伝言。
確かにお着替えしてるし言われなくても分かるんですが、お漏らしした洋服・下着が入った袋をお家へ持って帰って洗おうとすると…
ギャーーーーーーーー‼️
開けてびっくり、ウ○チも一緒にお持ち帰り〜。
初めて見た時はもう本当に驚愕しました!!!
オシッコやウ○チってお漏らししたまま洗わずに置いておくと、限りなく臭いんです。
先生のお気持ちもわかります。
他人の子のウ○チなんて処理したくないでしょう。
でも、ウンチのオムツ替えもするよね?
長男君が日本で一時保育に通っていた時に、一度だけお漏らをしてしまいました。
その時の保育園の先生に私は感激☆
なんと、パンツもズボンも綺麗に洗って、しかも綺麗に畳んでビニール袋に入っているではないですか‼️
ドイツの保育園ではこの対応はあり得ません。
オシッコもウ○チもついたまま。
もちろん綺麗に畳むなんて事はせず、そのままぐちゃぐちゃにビニール袋に入っています。
ウ○チがそんままついていると、パンツが一枚無駄になります。
漂白すれば落ちるんだろうけど、もう捨ててしまおうって思ってしまうんです。
そんな時、長男君のパンツを白パンにしておいて良かったなと思ったのです。
そして、少なくともウ○チだけはトイレに流してくれたらなと願うのです。
1歳児にチョコやグミを与える
ドイツの保育園には『食育』なんてありません。
お昼ご飯にクレープが出たり、ミルクご飯(ご飯を牛乳・砂糖で煮込んで物)が出たり、それっておやつでしょ?ってものがお昼ご飯に出されたりしています。
そして、離乳食も1歳で終了みたいな感じで、「1歳過ぎたら大人食と同じで良い」、「進んでお肉を与えなさい」とも言われます。なので、1歳児にもハムやサラミも普通に与えます。そして、チョコレートやグミも与えます。酷い場合は、1歳になってなくてもアイスを舐めさせたり…
ドイツの保育園は日本の様に横割りではなく、縦割りです。
保育園の方針にもよるんですが、0歳〜3歳児のクラス、1歳〜6歳児のクラス、2歳〜6歳児のクラス、3歳〜6歳児のクラスという編成です。
そして、お誕生日には必ず親がケーキやアイスを持ってきてお祝いをしてもらいます。大きい子は、もちろんチョコやグミがついたケーキを持ってきたりします。なので、そんな時に小さい子が同じものを食べてしまうのは一歩下がって良しとしましょう。しかし、先生たちがおやつにわざわざ与える必要はないと思うんです。
娘ちゃんが通っているのは0歳〜3歳児のクラス。
毎週火曜日にパン焼き器でパンを焼いておやつに出してくれる様です。
焼きたてパンは美味しくて嬉しいですよね。
しかし、パンには1-2cm程のバターやクリームチーズがべっとり !
(再現してみました。こんな感じ⬇︎)
時には、1-2cmのバターの上にチョコチップなる物がのっているではないですか!!しかも、1歳児にも与えているではないですか!!!1歳〜3歳児のクラスなので、おやつに甘いものを出す必要はないのです。なのになぜ、わざわざチョコレートを乗せるのか⁉️
イースターやクリスマス時期には、必ずチョコレートやグミがスーパーのあちこちに並べられます。もちろん、保育園でも与えられます。2歳児の娘ちゃんもすでにチョコレート&グミデビューしちゃっています。でもそれはお家で、親の管理の下。
健康に悪い物を保育園でわざわざ1歳児、2歳児に与えるのはやめて欲しいと願うのです。
ちなみに私は、長男君の時は3歳まで、娘ちゃんは2歳半ごろまで保育園に「与えないで下さい。」と伝えておきました。なので、変な日本人と思われているかもしれません。でも、次男君の時も同じ様に伝える予定です。
靴で教室に入る
ドイツはもちろん『土足文化』。
でも、保育園では一応全員上履きに履き替えます。一応というのは、教室に連れて行く親は外履きのまま。そして、お外遊びをする時は、靴に履き替えて靴のまま教室を通ってお外に行くのです。なので、上履きに履き替える意味がないのです。
清潔さはそこまで問題ではないのでしょう。恐らく、上履きを履くのは子供達が上履きの方が過ごしやすいから。お外遊びした後に教室を通って上履きに履き替えに行くと、教室は砂だらけです。まだ歩いていない1歳児は、その床の上でずり這いやハイハイをしたり、0歳児に限ってはその床の上で寝転がらされるのです。
潔癖症ではないけれど、いや結構汚くてもオッケーな方だけど、特に小さい子に対しては、この『土足文化』に慣れる事ができません。上の2人の時も同じでしたが、1歳児で入園が決まっている次男君に対して普段は、
「成長はのんびりで良いのよ〜」
と言いながら、
「保育園入園までには歩いて欲しい」
と願ってやまない勝手な母なのです。
まとめ
ドイツの保育士の待遇は日本と同様良いとは言えません。
なので、毎年ストライキが発生する事もあります。
残念ながら、日本の保育士さんの仕事ぶりを知っている日本人の私には、彼らの仕事ぶりには???になってしまう時があります。それでも、右も左も分からない小さな子供を預り、1日接する事は大変なお仕事。日本同様ドイツでも、保育士の対応が改善される事を心から願います。
今日もストレスレスな1日になります様に☆
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