ドイツでふわふわ食パンを追い求めて② スペルト小麦粉配合で翌日もふんわり美味しい食パン♪
ドイツはジャガイモ文化。と同時に、やっぱりパン文化でもあります。
なので、旦那さんは職場に毎日サンドイッチを持っていきます。サンドイッチと言ってもキュウリとハムやチーズを挟むだけのシンプルサンドイッチ(笑) 。そして、小学校も朝ごはん?間食?(9:30からの休憩時間に食べる)を持って行かなくてはならず、私は彼らのパン食の為に、懲りずに毎日せっせとパンを焼いています。
いろんなレシピを試していると、これは!というレシピに出会ったので、少しアレンジして作ってみるとヒット!日本の食パンとはいかないけれど、かなりふんわりパンに近づいてきて、翌日もふんわり美味しいパンが焼けました♪
参考にしたレシピ
スペルト小麦粉630と小麦粉405を半量配分、倍の量でレシピ通りにちぎりパンを作ってみました。
見た目はイマイチ。
でも、お味は極ウマかつふ〜んわり♡
このレシピは、食パンにも使えるかもと思い試してみることに。そして、なるべく小麦粉ではなくスペルト小麦粉を使いたい私は、ここでもスペルト小麦粉を配合してみました。そしたらそれがヒットしたのか、スペルト小麦全粒粉使用でもふんわり焼けたのです。
スペルト小麦粉配合でふんわり美味しい食パンレシピ
材料
- スペルト小麦粉630もしくは全粒粉 250g
- 小麦粉405 250g
- グルテン粉 10g (tablespoon 1)
- ブドウ糖 50g (tablespoon 5)
- 塩 7,5g (teaspoon 1 1/2)
- バター 35g
- スキムミルクの粉 30g (tablespoon 3)
- ぬるま湯 390ml
- ドライイースト 5g (teaspoon 1)
*teaspoon/tablespoonは、panasonicホームベーカリーの付属品。
備考
- 牛乳がなかったので、牛乳の代わりにスキムミルクの粉を使用。
- 砂糖は「ブドウ糖が膨らむよ~。」と友人から聞いていたので、ブドウ糖を使っています。後々聞いてみると、グラニュー糖でも良いようで、味もグラニュー糖の方が美味しいとの事。
- グルテン粉を加えることで、グルテン率の低いドイツの小麦粉のグルテン率を少し高めています。
チョコパン、チーズパン、ホットドッグにもしてみました。焼きたてふんわり♪
パンはやっぱり焼きたてが1番♡
日本の小麦粉・ドイツの小麦粉
小麦粉の成分は7~8割がデンプン。そして約1割のタンパク質が含まれています。
その他脂質、水分、灰分、ビタミン、ミネラルが含まれています。
日本の小麦粉のグルテン率と適した用途は⬇︎
- 強力粉: 11,5 ~ 13% パン、パスタ
- 中力粉: 7,5 ~ 10,5% うどん 餃子の皮
- 薄力粉: 6,5 ~ 9,0% ケーキ、クッキー、天ぷら
一方、ドイツの小麦粉は、ミネラルの含有量で分類されています。小麦粉100kgに対するミネラル量が403や550のような数字となって表示されます。
ドイツの小麦粉のグルテン含有量を確認するには、成分表示のタンパク質(Eiweiss)をチェック。メーカーによってグルテン含有量は多少異なるものの、405と550も9,8g~11gで、日本の中力粉に当たるようです。なので、ドイツの小麦粉を使って日本のお菓子レシピそのままでケーキやクッキーを作ると、あまり美味しくなかったり…ということがあるんですよね。
スペルト小麦粉のグルテン率は小麦粉より高く12gあるようなので、膨らみも良かったのかもしれません。
次回はスペルト小麦粉100%でも美味しく出来るのか、一度試してみたいと思います♪
今日もストレスレスな一日になります様に☆