ドイツの高グルテン率の小麦粉でふわふわベックマンを焼く。
聖マルティンの日が近づくとパン屋に現れるパン、ベックマン(Weckmann)。
今年はコロナの影響でマルティン祭も中止になりました。
だけど、幼稚園や小学校では例年通りランタンを工作し、ベックマンを食べて、いつもとは違うマルティン祭を味わった様です。
近所のオーガニックショップで、コロナ禍でも子供達に少しでも楽しい思いをして欲しいと、ランタンを持って店を訪れた子供にはプレゼント贈呈!なんていう宣伝が。
オーガニックショップの前には子供達が遊べる広場や乗り物が沢山あるし、お天気も良いので行ってみようと思い、足を運びました。
子供達が楽しみにしていたプレゼントは、なんとベックマン。
オーガニックのみかんとかかなーと思っていたけど、そりゃぁベックマンだよなと納得。
しか~し、
色が怪しい…
ちょっと茶色っぽい…
なんと全粒粉(しかも恐らくスペルト小麦)で焼いた、しかもかな~り砂糖控えめのベックマン。
我が家は一人ずつ3つも頂いたのに、「美味しくな~い。」と。
私も食べてみたけれど、「確かに…。」と、健康すぎるベックマンだなぁと納得の少し残念なベックマンでした。
そんなこんなで少し残念なお味なベックマンを頂いた後、私は急にベックマンを焼きたくなり、急いでベックマンを焼きました。そして、お家でマルティン祭気分を味わいました。
白砂糖なしでベックマンを焼く
材料
- 小麦粉 500g
- アカシアはちみつ 50g
- バター 50g
- 卵 1個
- 牛乳 200g
- 生イースト 17g
- ヒマラヤ岩塩 4g
(艶出し用)
- 卵黄 1個分
作り方
1. 生イーストを50gの牛乳で溶かしておきます。
2. 残りの牛乳を電子レンジもしくはお鍋で少し温めます。(ぬるま湯程度)
3. 全ての材料をパン焼き器に入れ、生地コース(Panasonicパン焼き器では19番)で生地を作ります。
4. 生地を6当分にして、人形の形にします。
5. オーブンを40度に温め、生地をオーブンの中に入れて20分寝かせます。
6. オーブンから生地を取り出し、オーブンを175度に温めます。
7. その間に、卵黄を生地に塗ります。お好みでレーズンを乗せて、目やボタンをつけます。パイプもあれば、手に持たせます。
8. オーブンで15~20分焼いたら出来上がり。
今回は半量をシナモンロールにしたので、3個分。
焼き上がりはふんわりフワフワのベックマン。
いつもならスペルト小麦粉を使ったりするのですが、スーパーのEdekaで売っているお菓子・パン専用小麦粉、グルテン率12,8%をまた試してみたくなり、小麦粉100%で作りました。
グルテン率の高い小麦粉かつ生イーストのお陰で、焼きたてフワフワパン。
これは美味しい~。
ドイツの小麦粉でもやっぱりグルテン率の高い小麦粉100%だと美味しく焼けるのだと実感。とはいえ、翌日はやはりフワフワ感はなくなっていて残念…
ドイツのパン屋さんで買うベックマンも、翌日はパサパサ感があるので、同じですね。
無添加で作るパンは、翌日にはフワフワ感はなくなってしまうということです。
パンはやっぱり焼きたてに限る♪
実感のベックマンでした。
そして、これからはクリスマスに向けての準備。
コロナ禍なので、ミニロックダウンが厳しくなる可能性もなくはなく。
余裕をもって色々と準備を開始しなければ…
例年以上に今年の師走はなんだか忙しくなりそうです。
今日もストレスレスな1日になります様に☆