ペット代わりに青虫。青虫を飼うにあたって学んだ事・気をつけるべくポイント8つ。
学校の校庭で見つけたらしい青虫。
土の上にいたらしく、長男君が手に乗せてお家へ持って帰ってきました。「蛾かもしれないからやめて~。」と言うと、「いや、緑色だから蝶々だよ。」と。茶色の青虫は蛾だけど、緑色は蝶々の青虫らしい。
自然の事は、ジジババに色々と教えてもらって、お恥ずかしながら私よりもよく知っていることもあり、まんまと騙され…ちょっと調べて飼う事に。そこで青虫を育てるにあたって学んだ事・気をつけるべくポイント8つ。
幼虫の色は関係ない
幼虫の体が緑色だから蝶々になるとは限りません。 蛾の幼虫で、徐々に茶色っぽい色に変化するものもあれば、緑色のままのものもあります。
蝶々の種類は260種類。
蛾の種類は5000種類。
見分け方は、蝶々の幼虫を全て把握するしかないらしい。
5cm 以上の青虫は蛾らしい。
でも、全て把握って難しい。
青虫の食べ物
蝶々の種類によって食べる葉っぱが変わってきます。
- ダイコンや白菜などの柔らかい野菜を好む青虫は蝶々
- ツバキを好むのはチャドクガ
- 柿の木を好むのはイラガやアオイラガ
葉っぱの好みで蝶々か蛾かを見分ける事も可能らしいけど、好みを見つけるのが難しい。
青虫は触らない事
青虫はとてもナイーブで、体の構造もとても繊細。
手で触る事で、呼吸器官に通ずる気門と呼ばれる部分が、手の脂でふさがれてしまう可能性があります。
気門がふさがると呼吸ができなくなって死ぬ可能性も。
くれぐれも写真の様に手で触らない様にしましょう。
青虫を移動させるには
青虫は手で触ってはいけないので、青虫がくっついている葉っぱごと移動させる事。
新鮮なエサを与える事
(青虫が落ちない様にと容器にカバーをして、長男君自ら考え作成。)
エサの新鮮さを保つ為に、エサを水につけておくこと。
その際、青虫が容器に入れた水に落ると死んでしまう為、落ちない様に容器は塞ぐ事。
サナギになるまでの期間
青虫は、
卵から孵化 → 青虫 → (脱皮を繰り返して)蛹。
という過程を経て、蝶々または蛾になります。
このサナギになるまでの期間は、気温によって変わってきます。
- 気温約16度 → 約1ヶ月
- 気温約24度 → 約20日
- 気温約32度 → 約2週間
サナギになるサイン
コロンとしたフンが、軟便に変わります。
そして動かなくなり、糸を出して体を支えます。
青虫ってあんなに小さいのに、毎日コロンウンチを大量にするんですよ!
もう、ビックリ!!
サナギから羽化する期間
- 春や夏の暖かい時期 → 1週間~10日
- 秋 (11月以降) → 冬を越してから
寒い時期にサナギになった場合、蛹のままで冬を越す事もあるようです。
一方で、冬に羽化する事もあるので、その場合は暖かい家の中で飼育してあげる事で寿命が伸びます。外に放すのは避けましょう。
残念ながら…
(↑こんなに大きくて、もう蛹になる準備をしているのかと思っていたら、
翌日には↓の様に小さくなっていて、翌々日に動かないことが判明…)
などなど、色々と調べて虫かごも(長男君レベルで 汗)清潔に保っていたのですが、残念ながら蛹にはならずに、先日天国へ行ってしまいました。
一杯食べて、一杯糞をして元気そうだったのに、ある日小さくなっていて、その翌日には動かなくなりました。
理由は、
- 校庭で見つけて、好きな餌が分からなかった
- 見つけた初日に手に乗せて遊んでいた
というところでしょうか。
犬やハムスターなどペットが欲しい欲しいという長男君(私は子供3人でいっぱいいっぱいなので断固反対…)が、ペットを飼う大変さや、それに伴う責任などを少しでも学んでくれたことを期待する母なのでした。
青虫から蝶々になる過程に少しでも興味があったら、一度Youtubeででも見てみてください。
生命の神秘さを改めて感じることができると思います。
今日もストレスレスな1日になります様に☆