【夕食レシピ】ストウブで作るグーラッシュ風パプリカスープ 〜パプリカパウダーに関する豆知識〜
最近、無水料理ができるストウブ料理にはまっています。
結構重いのでお鍋を出すのが大変なんですが、ストウブで作るとお野菜が甘くって美味しく仕上がるんです♪
先日『グーラッシュスープ』を作ったんですが、旦那ちゃんに「これは『グーラッシュスープ』ではない。」と言われたので、『グーラッシュ風パプリカスープ』と名付けました。原因は恐らく、いつもの様に本場のレシピ以上に色々とお野菜をたくさん入れた事。
次回は本場のレシピ通りに作ってみようと思っています(笑)。
グーラッシュ風パプリカスープのレシピ
材料
400g カレー用牛肉
4個 じゃがいも
1個 玉ねぎ
半分 人参
半分 パプリカ
半分 ズッキーニ
1片 にんにく
500cc 水
100cc 赤ワイン
1,5個 ビーフコンソメの素
大4 パプリカパウダー
大1 トマトピューレ
大1 ヒマラヤ岩塩
大1 オリーブ油
1枚 ローリエ
(とろみ用)
適量 片栗粉+水
作り方
- 全ての材料を食べやすい大きさに細切れする。
- お鍋に油をひき、ニンニクを香りが出るまで炒め、お肉を炒める。
- お肉に大体火が通ったら、全ての野菜を加える。
- 全ての調味料を加え、蓋を閉めて中火で沸騰するまで加熱し、その後弱火で約40分、野菜が柔らかくなるまで煮込む。
- お好みで、片栗粉+水でとろみをつけたら出来上がり♪
備考
- ヒマラヤ岩塩の量を少し増やす事で、ビーフコンソメの素は不要かもしれません。我が家は、旦那ちゃんが喜ぶので使っていますが、現地調達無添加・有機素材のビーフコンソメの素を使用しています。
- パプリカパウダーによっては少し辛味があるので、量は適宜少なくして下さい。我が家の場合、辛みのないパプリカパウダーを使ったにもかかわらず、子供達には少し辛かったようで、次回は大さじ3にしてみようと思っています。
ドイツではパプリカパウダーを使ったお料理をよく見かけます。サラダに振って食べたりもする様です。なので、今回はパプリカパウダーについての豆知識をまとめてみたいと思います。
パプリカパウダーに関する豆知識
パプリカパウダーって何?
唐辛子の仲間であるパプリカを粉末にしたもの
パプリカって?
- ハンガリー語でピーマンの意味。
- ハンガリーで初めて香辛料にされた。
- 種類はとても多く、甘いもの、辛いもの、丸いもの、細長いもの等ある。
- 未熟なものは緑色、完熟すると赤色、黄色、オレンジ色になる。
- (ピーマンも完熟すると赤くなるらしい!)
パプリカパウダーの栄養・効能
- パプリカはビタミンCがとても豊富で、ピーマンの2倍以上。
- ビタミンPを含む。
ビタミンCって何?
- 水溶性ビタミンのひとつ
- 新鮮な野菜や果物に含まれ、加熱すると壊れやすい
- ビタミンCは加熱に弱いが、パプリカに含まれるビタミンPの働きによって熱を加えても破壊されない。
- コラーゲンを生成し、丈夫な血管、骨、軟骨組織や皮膚を作る為に不可欠
ビタミンCの効能
- 免疫力の強化
- 皮膚や粘膜の健康維持
- シミ・ソバカスの予防
- 鉄の吸収率アップ
- 抗酸化作用があり、動脈硬化や心疾患の予防
ビタミンCは、ハンガリー人によってパプリカから発見されたらしいです!!
ビタミンPって何?
- ポリフェノール(フラボノイド化合物(色素))の一種
- 独立したビタミンではなく、ビタミンCとともに含まれるルチンとヘスペリジンの混合物
ビタミンPの効能
- アンチエイジングや美白効果
- 免疫力の強化
- 毛細血管の強化 → 脳出血や鼻血などの出血性の疾患の予防
- 善玉(LDL)コレステロールの低下 → 動脈硬化、高血圧などの生活習慣の予防
- 血流を良くする → 冷え性や肩凝りの改善や予防
日本の食卓ではあまり見かけないパプリカパウダーですが、彩りを添えたり、少し使うだけでも味わいが深まります。栄養満点パプリカパウダーを是非一度使ってみて下さい♪
今日もストレスレスな1日になります様に☆