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【簡単レシピ】コールラビの和風クリームスープ 〜コールラビに関する豆知識〜

皆さん、コールラビっていうお野菜をご存知ですか?

 

ドイツでは年中スーパーで売られているお馴染みのお野菜。

そして、幼稚園や小学校ではきゅうりやパプリカと同様コールラビもおやつとして出されます。

我が家では、ジャガイモの代わりに煮込み料理やスープに入れて食べています。

 

そこで今回は、だし汁とお味噌と組み合わせて作ってみたら意外と美味しかった『コールラビの和風クリームスープ』をご紹介♪

 

コールラビの和風クリームスープのレシピ

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材料

1個      コールラビ

半分    人参

半分    玉ねぎ

600cc  だし汁

200cc  牛乳

100cc  生クリーム

小1/2   塩

大1      味噌

 

作り方

1. 野菜をざく切りする。

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2. だし汁に切った野菜、塩を入れて柔らかくなるまで煮込む。

3. ハンドブレンダーで攪拌する。

4. 味噌を入れる。

5. 食べる前に牛乳と生クリームを入れて出来上がり♪

 

備考

  • 塩の量は、だし汁の塩味で量が変わってくるので、お好みで調整して下さい。
  • 今回は茅乃舎のだし袋を使いました。
  • 生クリームがなければ、牛乳で代用して下さい。あっさり目のスープになります。

 

残念ながら、お味噌汁があまり好きではない旦那さんと長男君。(超偏食娘ちゃんについては考慮せず 笑)

だし汁とお味噌で作ったとは気付かず、美味しそうに食べてくれました。

生クリームマジックですね 笑。

 

最近、日本のスーパーでも見かけるようになったらしいコールラビ。

そこで、コールラビに関する豆知識についてまとめてみたいと思います。

 

コーラビに関する豆知識

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コールラビは、生のままでも、炒め物や煮物にも使える万能野菜。

実は栄養満点、ダイエットにも向いているお野菜なんです。

 

コールラビって?

ドイツではお馴染みの野菜、コールラビ。

 

でも、実は明治の初期頃に日本にも入ってきていたんだとか。

国内では、宮崎県、茨城県、愛知県などで栽培されているそうです。

 

コールラビの旬は、5〜10月。

 

コールラビの語源は?

色んなサイトでドイツ語で、「キャベツをさすKohlとカブをさすRabi」とされています。

 

でも、ドイツ語でカブはRübeと言うし、Rabiって聞いたことがない!と思っていたら、Rabiはなんとスイスのドイツ語なんですね。スイスではカブ(Rübe)をRabiと言うんですって。

 

スイスで話すドイツ語は、ドイツのドイツ人が聞いても理解できないくらい訛っているんですよね。まさか、スイスドイツ語が語源だとは新たな発見!

 

植物的には?

確かにカブの形に似ているけれど、植物としては異なります。

 

カブ: アブラナ科の根菜

コールラビ: アブラナ科の葉茎野菜

 

美味しいコールラビの見分け方と保存方法

  • 直径5~7cmくらいのもの
  • 皮や葉に張りがある
  • ふっくらとしているもの

 

ドイツではすごく大きなコールラビが売られていますが、大き過ぎると肉質が固くなる様なので、小ぶりが良い様です。

 

保存方法は、葉っぱを取って、冷蔵庫で1週間程保存が可能。

濡れ布巾に包むと保存期間はもっと長くなり、2週間程保存が可能となります。

 

コールラビの栄養素と効果

水分が93.2%で、低カロリーでミネラルとビタミンが豊富。

カロリーはなんと27Kcal/100g!

その上、お腹を膨らませてくれて、腹持ちも良いので、ダイエットには最適のお野菜です。

 

特に多く含まれるのが、ビタミンC。その含有量はキャベツをも上回り、淡色野菜の中でトップクラス。抗酸化作用による老化防止やコラーゲンの生成免疫力を高めてくれるんですね。

 

その他にはビタミンU、セレン(セレニウム)、カリウムやマグネシウムが豊富に含まれているんです。

それらの効果は、

 

  • ビタミンU: 胃酸の分泌を抑制し、荒れた胃粘膜の修復。胃潰瘍の防止、十二指腸潰瘍にも有効
  • セレン: 免疫力を向上。風邪やインフルエンザの予防。
  • カリウム: 筋肉機能や神経機能の向上。過剰なナトリウムを排泄する働きがある為、高血圧の症状を改善、むくみ解消に効果的
  • マグネシウム: 骨の形成、高血圧の予防、心臓の病気や動脈硬化の予防

 

栄養成分は生でも加熱しても変わらない!

コーラビは煮ても栄養成分が外に流出しにくい組織構造になっているんです。

なので、長時間に渡る加熱調理の必要がないんですね。

 

また、コールラビの栄養成分は茹でた後でも生の場合とそれほど大きな違いがない為、加熱による栄養成分の損失が少なく、無駄なく栄養成分を摂取しやすいんです。

 

葉っぱも捨てずに食べよう!

実は葉っぱの方が栄養素が豊富なんです。

リンが豊富で、タンパク質やカロチンも多く含まれているので、捨てるのは勿体ない。

 

ほうれん草の様にサラダにしたりスープに一緒に煮込んだりして食べると良いですね。葉っぱを甘辛く煮込んで、フリカケを作ってみるのも良いですね。

 

栄養満点、手軽に食べられるコールラビ。

スーパーで見かけたら是非一度食べてみて下さい♪

 

今日もストレスレスな一日になります様に☆