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【トイトレ】1歳でのトイレトレーニングを勧める3つの理由と進め方

赤ちゃんの離乳が進むと考えること。

「トイレトレーニングって何歳から始めたら良いの?」

 

最近のオムツは高品質で子供もあまり不快感を感じることがないので、4歳近くまでオムツをしている子も珍しくなかったりします。開始時期に関しては、専門家の間でも意見が異なる様ですが、私は1歳台での開始をお勧めします!

 

今回は、上の子2人のトイトレを1歳10ヶ月で開始して、トイトレを終了させた経験から、1歳台でトイトレ開始を勧める理由と進め方について書いてみたいと思います。

 

1歳でトイレトレーニングを始めようと思った理由

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Brandon Blinkenberg, Toiletpapier (Gobran111), CC BY 2.5

母の言葉

母から「昔はみんな1歳でオムツが外れてたよ。○○(私)は特に早く、1歳になった頃からトイトレ開始してすぐに外れたよ。」と聞いたことがきっかけでした。昔は、今の様に機能性に富んだオムツはなく、布おむつが主流でした。なので、3人目だった私のオムツは早く外したくて仕方がなかったのかもしれません。

 

ウ○チ

離乳食が進むにつれて量も多くなって、臭くなっていくウ○チ。

このウ○チの処理を後1年も2年もするのかと思うとぞっとしてしまい、早くトイレでできる様になってほしいな、と思ったのです。

 

買物が面倒臭い

1歳から保育園に通っていたので、保育園にオムツを置いておかなければなりません。でも、何枚残っているのか把握は出来ず、「次回持ってきて下さい」との伝言があったら、その日のうちに買いに行く必要がありました。買い物に行く予定もないのに、オムツだけを買いにお店に行くのが面倒だったし、いつまた買わないといけないのかな?って考えるのがストレスでした。そして、嵩張る買物。

 

ストレスから早く解放されたかったのです。

 

でも、やっぱり1番は母の言葉。

「1歳でオムツは外れるよ」という言葉がなければ、1歳では始めていなかったかもしれません。

 

トイレトレーニングの目安は?

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しっかりと一人歩きが出来る事

トイレトレーニングの最終目標は、自分の意思でトイレに行く事。

しっかり一人で歩くことが出来ると、自分で行きたい時にトイレに行けます。

なので、しっかりと一人で歩ける事が大前提。

 

意思疎通が出来る事

大人が語りかける簡単な言葉を理解している事。

発達の目安では、1歳7~8カ月以降に「簡単な問いかけに言葉で答えることが出来る」となっている様です。でも、お喋りの上手下手は関係ありません。

 

意思疎通が出来ることが重要です。

 

おしっこの間隔が2ー3時間空いている事

経験上、あくまでも本当に目安程度で良いと思っています。

というのも、おしっこの間隔は、十人十色。

 

トイトレを始めた時、長男君は2〜3時間空いていたと思いますが、娘ちゃんは空いていなかった様に思います。お友達のお子さんで今は小学生だけど、すっごく間隔が狭い子がいます。間隔が空いていなくても、遅くとも3歳台ではトイレトレーニングを開始します。なので、そうなんだ〜程度でいいのかなと思います。

 

1歳でのトイレトレーニングを勧める理由

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経済的!

やっぱりこれにつきます(笑)

1カ月のオムツ代ってばかにならない。

 

機能が良くなってオムツが蒸れないとはいっても、出来るだけ濡れたオムツを履かせておきたくないので、頻繁にオムツ替えをしています。なので、使う枚数が多い。

 

新生児の頃のオムツ替えの回数は尋常じゃなく、ママ・パパも結構神経質に交換します。でも、月齢が上がるにつれてオムツ替えの回数はなぜか減ってきます。0歳児の時は必ず一度は外出先でオムツ交換していたのに、1歳過ぎたり2歳過ぎたりすると交換するママ・パパは少なくなってきます。確かに、新生児のお肌は特に敏感です。でも、年齢が上がってもボトボトになったオムツを履いていて気持ちがいい子供はいないと思うんです。

 

なので、月齢が上がっても「おしっこしたな」と思ったらすぐにオムツ替えをしています。勿体ないけど、ちょっとのうーっすらマークでも替えてしまうので、オムツ代がすごくかかります。

 

少し安いオリジナルブランドのオムツも試してみましたが、やっぱり漏れやすいし、娘ちゃんはかぶれたりしたので、パンパース信者になってしまっているのも家計を圧迫している原因かもしれませんが。

 

イヤイヤ期に入る前なので比較的楽

1歳だと自己主張はでてくるもものの、2歳のイヤイヤ絶頂期の子供の自己主張とは雲泥の差。イヤイヤ期真っ盛りの子供にトイレトレーニングを想像しただけでも、私は恐ろしくなります。

 

「おしっこ行こうか?」の返事が「嫌〜!」で終われば良いですが、恐らくそんなものでは終わらないでしょう。嫌と言ったら嫌な2歳児は、床に転がって大暴れなんて事もあり得ます。この大暴れをまだ習得(?)していない1歳児でトイトレを始めて完了しておくと、魔の二歳児の時のママのイライラも少しは軽減!

 

トイトレを楽しんでもらうグッズが不要

1歳児でも自己主張はあるし、好き嫌いが現れてきます。でも、「出来たらシール貼り」で楽しんでもらうとか、「トイレ周りを好きなキャラクターで可愛くする」とかの小細工は必要ありません。1歳児は、2歳児、3歳児に比べたら、自己主張と同様拘りも少ないですから。

 

そもそも、「出来たらシール貼り」で喜んでトイレに行ってくれるのかな?我が家の子供達はシール貼りが好きだけど、普段から遊びの一環でシール貼りをしているので、トイレが出来たらシールを貰えるという事に感動を覚えてくれない気がします。

 

進め方

小さい時からトイレに慣れさせる事が大切です。

 

ママが2〜3週間は家で一緒に過ごせる事が前提になるので、保育園の協力がないと働くママにとっては難しいことかもしれません。専業主婦でお家におられる方、2人目の妊娠で産休に入った方は是非1歳で始めてみて下さい。

 

2歳差育児になるママには特におススメです。

 

お座りが安定したらオマルに座らせる

長男君は9ヶ月、娘ちゃんも9ヶ月、次男君は8ヶ月頃にお座りが安定したので、オマルに座らせる事を開始しました。授乳の後、お昼寝の後などおしっこが出やすい時や、気が向いた時にオマルに座らせて、トイレというものに慣れさせます。

 

おしっこが出るかは重要ではありません。おしっこはオムツではなく、トイレでするものなんだという事を分かってもらうようにします。この時に大切なのが「「おしっこしようね!」や「シーシー」等の声掛け。幾度と繰り返す事で、「おしっこ」というものを理解して、いつかオマルでできる様になります。

 

長男君はオマルに興味があったのか、オマルに座らせるとすぐにオマルでできる様になりました。娘ちゃんは、残念ながらあまり座りたがらなくて、数回程度しか成功していません。次男君は最近、座らせ始めました。

 

お座りが安定し始めた頃は、オマルから転げ落ちてしまうこともあるので、必ず横で倒れないように見守ってあげて下さいね。

 

ママがトイレに行く時に声掛けをする

トイレに行く時には必ず

 

「ママ、シーシー。」

「ママ、トイレー。」

「ママ、おしっこー」

 

と声掛けをしています。

 

「トイレでおしっこをする」という事を、耳で聞いて、目で見て覚えてもらうのです。声掛けをする事で、言葉を覚えるきっかけにもなりますよね。

 

開始日を決めて始める ー 始めると決めたらパンツのみを徹底する

オマルに座らせたり、ママの行動で「おしっこはトイレでするもの」と分かっているはず。なので、開始しようと決めた日に「今日からトイレでおしっこしようね。」と声掛けをして、オムツを外し、パンツ生活を始めます。

 

そして、1〜2時間毎くらいに声掛けをして、トイレに連れて行きます。

 

もちろん、始めのうちは、お漏らし続きです。でも、何回か繰り返しているうちにトイレで出る様になり、その回数が徐々に増えてきます。

 

時には嫌がる事もあるし、「ない!」と言ったのに、5分後にジャーとお漏らしなんて事も多々あります。その時は、「おしっこはトイレでする事」「ママにとってお漏らしの掃除は大変な事」を毅然な態度で伝えます。

 

短くても2週間〜3週間は必要だと思います。

 

  • トイトレ中は、なるべく外出は避ける事。
  • 外出中でもオムツは使わない事。

 

を私は徹底しました。

どうしても外出する必要がある場合は、お着替えを数枚用意してお出かけしました。

 

失敗が続くと、ママもイライラしてしまいます。そして、1歳なので「やっぱり早かったかな」と思い、トイトレ中止を考えてしまう事もあります。でも、諦めないで下さい。トイレトレーニングは成功と失敗の繰り返しです。これは何歳になっても同じ事。1歳児なら失敗が多くても当然です。でも、途中で諦めると子供に混乱を与えてしまい、ストレスになると思います。なので、『諦めない』ことが肝心です。

 

オムツを履いたままトイトレ?

オムツを履かせたまま始めるのも良いという情報もありますが、オムツは履かせずに始めた方がいいと思っています。

 

失敗した時にオムツを履いていると、お漏らしした時の「気持ち悪い」という事が分からないから。そして、何よりも子供の混乱を避ける為です。

 

トレーニングパンツは必要?

布製のトレーニングパンツを使ってみましたが、必要ないなと思い1日で使わなくなりました。

 

トレーニングパンツの売りは、『(オムツより)濡れたら気づきやすいけど、普通のパンツに比べ漏れにくい』ですが、お漏らししたら必ず濡れます。そして、漏れます。なので、普通のパンツと変わらない。ということで、特別トレーニングパンツを購入して、履かせる必要はないと思います。

 

経験談

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長男君の場合

1年10ヶ月の夏休みに始めました。

ドイツでは有給休暇を長く取れるので、3週間の日本帰国中に始めました。

 

オマルにもすぐに興味を持ち、おしっこをトイレでするという事を理解するのも早かった長男君。家でいる時は、本格的に始める前からオマルやトイレでさせていました。そして、保育園に朝着くとトイレに行くのが日課でした(ママと一緒に居たいから時間稼ぎの為 笑)。保育園で年上の子がトイレに行く練習をしているのを見て、自分も一緒に行くと言ってついて行っていたみたいです。

 

なので、家で本格的に始めた時も嫌がる事なく、お漏らしもほとんどせずにすごくスムーズにオムツを外す事が出来ました。猛暑だった事もあり、トイレに行く回数も少なくてすんだ事が、スムーズに進んだ理由だと思います。お出かけ中も帰りの飛行機でも、パンツで過ごす事を徹底したのも良かったと思っています。

 

長男君はお漏らしもほぼせず、すぐに完了できたので、ある意味特別なケースだったのかも。

 

娘ちゃんの場合

1歳10ヶ月の春に始めました。

私は育児休暇中かつ産休中だったので、時間だけはありました。そして、家のリフォーム中で旦那さんの実家に避難していたので、3週間保育園はお休みしていました。

 

2人目だった事もあり、オマルに座らせる事も長男君の場合より少なかったです。そして、娘ちゃんも興味があまりなく、座る事を嫌がったりしたのであまり強制はせず、気が向いた時だけ座らせるという感じでした。

 

それでも、1歳では始めると決めていたのは、長男君でできると確信が持てていたから。また、次男君の出産を控えていたので、2人のオムツ交換はしたくない、そして次男君のお世話をしながらのトイトレを避けたかったから。

 

本格的に開始しても、なかなかスムーズに進みませんでした。毎日1〜2時間毎にトイレに連れて行く事を試みました。嫌がる時もありましたが、できる範囲で連れて行って座らせました。それでも、失敗はすごく多かったです。始めは失敗ばかりで、義理の両親からは「止めた方が良いんじゃない。」と言われるほど。それでも、トイトレを止めることはせず、失敗してもトイレに連れて行くを繰り返していると、トイレでできる回数も増えてきて、それと同時にお漏らしの回数も減っていきました。ほぼお漏らしをせずに完全に終了まで3〜4週間ほどかかったと思います。

 

トイレでする事ができるのに、お漏らしが続いた時は、イライラもしました。時には、ダメだと思っていても、叱ってしまう時もありました。ネットなどで情報を見る限り、どこにでも「子供の成長に合わせて」とか、お漏らしをした時も「叱らない事」「優しく対応する事」など書かれています。でも、行き詰った時に、ネットで見かけたんです。

 

  • きちんと叱って、子供に分からせる事で、2、3日でトイトレを終了できる。
  • 昔は現代のようにトイトレ に時間をかける事はなかった。
  • 優しく対応したら、子供はお漏らしはダメだという事を理解できない。

 

なので、時間がかかる。

 

  • 親になった私達も、当時叱られた事、トイトレをした事なんて覚えてないでしょ?だから、きちんと叱って、ママの不快感を伝えても良いんです。

 

と。

 

私は、共感するとともに安心しました。もちろん、トラウマになるまで叱ることはダメ。でも、日常生活の中でダメなものはダメと叱るのに、どうしてトイトレ中は叱ったらダメなの?と。なので、大声張り上げて叱るなんてことはしないけど、子供に分かるように時には厳しくきちんとダメだという事を伝えました。

 

同じ月齢のお友達のお子さんにも、1歳台でのトイトレを勧めたところ、同じように始めて、1、2ヶ月くらいで2歳になってすぐにほぼ完了していました。

 

問題はウ○チ

子供なりに羞恥心があるんでしょう。

娘ちゃんには、なぜかウ○チの時はトイレから出て行けと言われ、ドアも閉めさせられます。

 

長男君は、保育園では先生に言えずに、時々ウ○チのお漏らしをしていました。

 

娘ちゃんは、恐らく、トイレで気張るのが怖かったんだと思います。「ウ○チ!」と言って、トイレに行っても出ない。これを何度か繰り返して、最後には隅っこで何かしてるなーと思ったらウ○チをしていた、という事が幾度とありました。それでも、「トイレでしてね。」とその度に言い聞かせ、2歳4ヶ月頃にはウ○チもトイレでできるようになり、トイトレを完全に終了できました。

 

まとめ

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トイレトレーニングの開始時期は、親の方針と都合によると思います。

 

親の主導で早く始めれば早く終われる事もできるし、子供の成長に合わせて子供が自ら言うのを待つのも良いと思います。

 

開始時期にかかわらず、トイレトレーニングは、親子が初めて一緒に乗り越えなければならない試練なのかもしれません。そこには、子供がというよりも親の忍耐が必要です。そして、失敗を繰り返しても、一度始めた事は止めない、という固い意志が必要です。

 

忍耐を持つ

固い意志を持って一貫して進める

 

という事は、これからの子供の生活でも大切な事。

 

その事を、トイレトレーニングを通して親が身をもって示す事が出来る良い機会になるのでは、と思います。『継続は力なり』ではありませんが、固い意志を持って続ける事で、1歳でもトイレトレーニングを終了できるのではないかと思います。

 

トイレトレーニングで悩んでいる方のお力になれれば幸いです♪

 

今日もストレスレスな一日になります様に☆

 

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