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ドイツで子育て・親育て

【育児】親を困らせる子供の行動は、親の愛情を確認したいから

2歳児の娘ちゃんの最近の行動が目に余るほど酷い!

今までも「イヤイヤ期」で大変だと思っていたけれど、そんなの序ノ口だったというくらいです。どこで地雷を踏むか分からない、「一寸先は闇」みたいな娘ちゃん。

知恵がついてきたのか、わざと親を困らせる様な行動も目につく様になってきました。

母は「もう、どうすればいいの~!」とお手上げ寸前です。

 

そこで、今回は「子供の親を困らせる行動」についてまとめてみたいと思います。

 

子供はどうして親を困らせる行動をとるの?

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子供はいつでも親の注目を浴びたい生き物。

そして、親に認められたい。

 

怒られても良い。

とにかく、親の関心を引けるのなら、わがままを言ったり、愚図ったり、大泣きするという親を困らせる行為に出るんですって。

 

ママやパパが忙しくて時間がないと、子供の要求にきちんと対応できない事がありますよね。そんな時、子供は親を困らせる行動に出るんですね。

愚図ったり、叫んだり、大泣きすることでママやパパに振り向いてもらい、注目を集めようとするんです。

 

例えば子供が何度も一緒に遊んでって言っているのに、いつも何かの理由をつけて遊んであげない。そうすると、子供は大切にされていないと感じてしまうもの。

 

そして、暫くすると子供は親の注目を集めるにはどうしたら良いんだろうと考え始めるんですって。それが愚図ったり、泣き叫んだり、攻撃的な行動をとったりと、わざと親を困らせて怒らせる行動につながるんですね。

 

ママやパパには怒られるけど、子供にとっては全く注目されないよりは、怒られてでも注目される方が嬉しいんですって。

 

負のスパイラルに陥ってしまう

そうこうしているうちに、親も子も負のスパイラルに陥ってしまうんです。

 

注目を浴びたい一心の子供は、親を困らせる行動を取ることで親の関心を引こうとします。そして、親は子供がわざと親を怒らせようとしていると思って怒ってしまう。

 

そしたら、まさに子供の思うがまま。

 

親を困らせる行動をやめさせたいと思って怒るという親の行為が、実は子供が望んでいる「親の関心を引く」という結果に繋がるんです。

 

そして、

 

子供 : 親を困らせる → 親:怒る → 子供 : 関心を引けて嬉しい。

 

なのでまた、子供は親を困らせる行動に出る。

という風に、永遠に続く負のスパイラルに陥ってしまうんですね。

 

怒るのではなく褒めること

この負の連鎖から抜け出すにはどうしたら良いのでしょう?

 

ネガティブなことに対しては必ず反応して、口を開くと「辞めなさい!」「何やってるの?」「ダメ~!」ばかりではないですか?

 

そして、たとえ子供が良い事をしても、日頃の忙しさや疲れから、ついつい当たり前だと思ってしまい、褒めてあげることを忘れがちではありませんか?

 

例えば、

コートをきちんと所定の場所にかけた時

脱いだ後の靴をきちんと並べて置いた時

 

当たり前のことだと思って見過ごすのではなく、きちんと褒めてあげる。

 

また、幼稚園や学校での出来事についていつも子供に尋ねてあげる。

 

間違いを指摘したりルール違反を咎める代わりに、たとえ当たり前のことであってもきちんと親が対応する事で、子供はポジティブに反応するようになるんですって。

 

日常生活の中で子供を褒める機会なんてたくさんありますよね。

 

子供が自分でコップにお茶を注げた時、大袈裟なくらいに褒めてあげましょう。

そして、注いでいる時に少しこぼしてしまっても、決して怒らないで大らかに見守ってあげる事が大事。

 

褒めて煽てることで、子供の自信につながり、これからの事についても学んでいく良い機会になるんですって。

 

わがまま、愚図り、大泣きが酷くて困っているママ・パパへ

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子供の親を困らせる行動は、親の関心を引きたい、親の愛情を確認したいから。

 

ママ・パパとして愛情を一杯かけてあげていると思っていても、

 

最近特に忙しくてかまってあげられていない

下の子が生まれて相手をしてあげられる時間が減った

 

などの環境だと、子供の心の中では、親への信頼が揺らいだり、愛情を感じられずに不安になったりしているのかもしれません。そして、わざと親を困らせる行動を取っているのかもしれません。

 

私は、褒める事と感謝を伝える事を心掛けて子育てをしています。

それでもやっぱり3人の育児をしていると、いつも時間がなくてすっごく忙しく、「早くしなさーい!」や「もう!!!」などのネガティブな発言をしてしまっている事は否めません。

 

そして、次男君が生まれてからは特に、2歳児の娘ちゃんに対して後から「ごめん…」「まだ2歳なのにね…」と思ってしまう言動・行動をしてしまっている事も残念ながらあります。

 

そんな私のネガティブ行為が積もりに積もって、最近の目に余るほどの彼女のわがままっぷり、愚図りっぷり、大泣きっぷりとして現れているのかもしれません。なので、これら彼女の親を困らせる行動を、怒らずに大らかに見守っていく事で、負のスパイラルから抜け出せれば良いな、と思っています。

 

愛情はたっぷりかけているつもりだけど、親が思う以上の愛情を子供が求めているという事ですもんね。本音としては「一過性のものであってくれ!」と願うばかりですが…(笑)

 

子供の困らせる行動に対して「怒る」という行為で親の関心を子供に示すのではなく、日頃から「褒める・認める」という事を通して「あなたのことをいつも見ているよ」と伝えることが出来ると良いですね。そしたら、子供も親への信頼を取り戻し、今まで以上に愛情を感じてくれて、親を困らせる行動も少なくなってくるのかもしれません。

 

「なんでこんなにママやパパを困らせるの!」と悩んでいるママやパパにとって、少しでもお役に立てたら嬉しいです♪

 

今日もストレスレスな一日になります様に☆