ユニクロ エアリズム使用の冷感マスク作りのコツ5つ
ユニクロのエアリズムを使ってお気に入りのマスク。
家族分ついに完成しました~。
と、完成してからブログにアップするまでに随分と時間がかかってしまいました。
すっかりご無沙汰している間にドイツでも、先週から幼稚園が開園となり、今週からは小学校も毎日通学となりました。とはいえ、幼稚園の預かり時間が10時間/週短かったり、自由行動のきかない学童には通うことなく11時半に学校終了。
まだまだコロナ騒動以前の日常には戻っていませんが、少しずつ日常生活を取り戻そうととしています。
恐れていた子供達の幼稚園イヤイヤ病もなく、やはり同年代のお友達と遊ぶ事は楽しいようで、今のところ初日に次男君が大泣きしたことを除けば、スムーズに幼稚園生活に戻れてホッとしている今日この頃です。
今回は、マスク作りでの私のこだわり、裁縫初心者なりのエアリズム使用のマスク作りのコツをご紹介したいと思います♪
マスク作りでのこだわり
あれやこれやと何種類も作ったマスク。
手作りマスクでこだわっていたのは、不織布やフィルターを入れられるフィルターポケット付きであること。
そのこだわりの理由は、ドイツでは「医療用マスクでないと意味がない」と常々言われていて、手作りマスク着用に効果があるのか?と自問自答していたところ、不織布マスクは密度が濃く作られている。かつフィルターが入っていて、ガーゼマスクよりも性能が高い。花粉や飛沫、細菌などの粒子をより通さないようにできている。
手作りマスクには不織布を入れるか、不織布がない場合はコーヒーフィルターを入れたら良い。というのを目にしたのです。
なので、このフィルターポケットは必ずつけようと思ったのでした。
裁縫初心者なのに、自らレベルをあげてしまいました。
ドイツでも、州によって規則は異なるものの、私の住む州では公共交通機関・タクシー利用時・店内などマスク着用が義務化されています。
それでも、マスク着用の効果を疑問視する人が多いのが現状。
なので、道でマスクを着用している人はほとんどおらず、店を出ると一目散にマスクを外すドイツ人。
医療用マスクでなければ!とはいうものの、『どんなマスクであれ、症状がなくコロナに感染し、無意識に他人にうつしてしまうことを防ぐには着用の意味あり』とは言われているので、やはりマスク着用は全く効果がないというわけではなさそうです。
参考にしたサイト
何種類もマスクを作ったので、色んなサイトにお世話になりました。
その中でも1番作りやすかったのは、最終的にたどり着いた「エアリズムでマスクを作りました。」という方のサイト⬇︎。型紙も無料提供してくれています。
こちらをちょっと工夫して、というか裏地の長さを短くして、フィルターポケット付きにアレンジ。
残念ながらレディースの型紙しかないのですが、口も鼻もしっかり隠そうと思うと私には少し小さめ。顔が小さいとよく言われるけど、やっぱりお世辞だった!?
旦那さんの血を引いて(笑)、頭の大きい長男君にピッタリサイズでした。
少し大きいけど、娘ちゃん・次男君にもこちらで対応。
もう一つ参考にさせて頂いたサイト
私用、旦那さん用には4サイズ展開で型紙を提供してくれているこちらのサイト⬇︎にお世話になりました。
https://smileworks25.com/3970/
旦那さんは頭が本当に大きいので、他の生地で作るとメンズサイズでは小さ過ぎたのですが、ユニクロ活用のマスクではメンズサイズで大丈夫でした。
少し大きくすると大きすぎたり、少し小さくすると小さすぎたり、マスク作りで1番苦労したのは、ピッタリサイズを見つけることだったかもしれません。
ユニクロで購入したもの
入場制限で並ぶのを避けるため、週末の朝一番に一人でユニクロに向かい材料全てをゲット。
購入した物は、
- レーヨン製のリラコ
- レディース・エアリズムのキャミソール
- メンズ・エアリズムの進化系? エアリズム・マイクロメッシュ
エアリズムの進化系、エアリズム・マイクロメッシュの存在は店舗で初めて知り、生地が薄いのでエアリズムより良いかも?と思い購入に至りました。
レーヨン(ドイツ語ではViskose)の生地もユニクロのリラコにする必要はなく、レーヨン生地を購入したら良いんだけれど、
- 地元の手芸屋さんには売っていない。
- ネットで購入もいつ届くか分からない。
- 生地を買うより、リラコを買った方が安いかも?
ということで、材料は全てユニクロで揃えました。
エアリズム使用のマスク作りのコツ5つ
前置き長くなりましたが、本題へ。
エアリズム使用のマスク作りで初心者なりに色々と考えて、工夫した点やコツのご紹介です。
トレーシングペーパーもしくはベーキングシートを用意
このエアリズムって曲者で、伸縮性があるのでミシン初心者だと手こずります。
というより、縫えません。
そこで、必要になる物はトレーシングペーパー。
たまたま、子供達が遊んでいるアクアビーズにトレーシングペーパーが付属していて、まずはそちらを使いました。
でも、普通はトレーシングペーパーなんておうちにありません。
買いに行くのも面倒臭い。
そこで登場するのが、ベーキングシートです。
代用が効きます。って、同じもの!?
エアリズムだと上に一枚でオッケー。
エアリズム・マイクロメッシュだと、さらに薄いからか、上にも下にもベーキングシートを敷かないと、ミシンで縫えませんでした。
伸縮性のある生地を縫う際の裁縫上手な母のアドバイス
- 金具をプラスチック製にする
- 糸を伸縮性のあるものにする
縫えなくて悩んでいると、教えてくれたコツです。
ベーキングシートという裏技を見つけたので試していませんが、手元にある人はお試し下さい。
地元の手芸屋さんでは伸縮性のある糸など売っておらず、挙げ句の果てにそんな物ないよ的なアドバイスをされてトホホでしたが(笑)
エアリズムの縫い代を利用
伸縮性のある生地でここ⬇︎を縫うのは、一苦労。
そこで、エアリズムの縫い目を利用。
そうすることで、縫う手間が1つ省略して随分と楽になります。
エアリズムのマイクロメッシュ版だと、縫い目がなく「え~!!!」とガックリ。
縫い目がないということは、わざわざ縫う必要もないのかもしれませんが、一応縫いました。
出来上がり線を引く
全て縫い代1cmで縫います。
ミシンに幅が書いているんですが、カーブがあるので初心者には難しい。
そこで、縫うべく所に線を引き、その線の上をミシンでゆっくりと縫うと、少し楽に縫うことができました。
マスクは小さいし、縫う箇所も少ないので、線を引く作業もあっという間です。
表布を0.5cm長めに生地を切る
日本人の方が作るマスクは、ゴムを通す輪(?)を最後に縫いあげます。
でも、裏面の縫い方がイマイチだっり、生地の切り方が雑だからか、輪を作る為の残り生地が必ず短い。二つ折りにするのもギリギリ~。
ということが何度もあり、最終的に表布を型紙より0.5cm長くして切ることで、最後に生地が足りない~。どうしよう~。という問題が解決しました。
ゴムもエアリズムで代用
最近はドイツでも徐々に手に入るようになってきたけれど、ゴムも不足気味。
さらに、ドイツで手に入れたゴムは伸びない・固い・使いづらい。
たまたま100均で買ってきていた柔らかい平らなゴムがあったけど、エアリズムのキャミソールの肩紐で代用できるかも!と思い、ちょきちょき切ったら長さも完璧。1つ分はこちらで代用。
マイクロメッシュ版はシームレスティーシャツなので、縫い目をちょきちょき。
足りない分は、マイクロメッシュを1cm幅で切って代用。こちらはちょっと緩い感じなので、長さは短めにするといいかと思います。
ストッキングで代用もいいみたいですね!
と、作り方の工夫はざっくりこんな感じです。
1番大事な着け心地は?
長男君用には裏地エアリズム版と裏地エアリズム・マイクロメッシュ版を作りました。
本人曰く、裏地エアリズム版の方が着け心地が良いらしいです。
でも、暑い日に着用するとやはりどちらも暑いようで。
ドイツの学校は教室で着用する必要はないのですが、日本語補習校では常に着用。
「暑過ぎて無理〜。」と言ってました。
私自身は未だ裏地マイクロメッシュ版しか持っていないのですが、お天気によるなぁ。
というのが率直な感想。
暑い日に着用するとやはり蒸れるような気がします。
まとめ
真夏日にはやはりどんな素材でもマスク着用は厳しい。
ドイツで購入した厚め素材のコットン生地マスクよりはマシかもしれない。
「涼し~!」
とはいかないけれど、着け心地は良く、なんといっても薄いので持ち運びやすい。
エアリズム使用の手作りマスクはそんな感じです。
暑い日用にと100点満点のマスクを作るのは、難しいということですね。
ちなみにエアリズム・マイクロメッシュを使う時は、アイロンがけ時に直接アイロンが当たらないようにお気をつけ下さい。
溶けてしまって、こんな感じ⬇︎になってしまいます。
これを機にミシンを購入しようと思い、在庫を確認するもどこもかしこも未だに売り切れ中。購入できるのは、7月に入ってからなのだそうです。
そして、こんなに手作りを頑張っているのに、ディスカウントスーパーでマスクも売り出し中。子供用3個入り€3.99(約500円)。しかもドイツ製!?
手作りって、材料費と労力を考えると、やっぱり割りに合わないですね。
と思いながらも、学校も始まり洗濯が間に合わないので量産計画しています(笑)
今日もストレスレスな一日になりますよう様に☆