殿姫殿5人家族

ドイツで殿姫殿5人家族

ドイツで子育て・親育て

【海外生活】ドイツ生活で何よりも辛いと思う瞬間。食が合わない…

最近は海外留学や国際結婚も増えてきて、海外暮らしも珍しいものではなくなってきましたね。

 

私のドイツ生活も16年。

 

これだけ住んでてもやっぱり「ドイツ生活無理〜!」って思う瞬間がまだまだあります。

 

ドイツ生活で一番辛い事: 食が合わない

日本食が恋しい

ドイツ生活をしていて1番辛いと感じるのが、『食が合わない』事。

 

自炊を心がけていますが、こちらの食材だと日本の様にとはやっぱりいきません。

 

アジアンショップに行けば、日本食はなんでも調達できるんですが、高いんです…

 

外出時に「おにぎりが食べたい」とか「うどんが食べたい」と思っても、無理なんです…

 

子供達の食の好みもドイツ人化

生粋の日本人である私は、日本食への欲求が年と共に増してきました。

 

一方で、私の家族は残念ながら「日本食好き」とは言えず。

 

幸い長男君は魚もタコも貝も食べてくれるんですが、煮物はダメだし、お味噌汁もダメ。

 

まだ幼かった頃は「お味噌汁が一番好き!」って言ってくれてたのに、年とともに彼の好みも変わったのか、最近はあまり食べたくない様子。

 

「何食べたい?」

 

って聞いたら、返ってくる言葉は必ず、

 

  • ホットドッグ!
  • フライドポテト!
  • ピザ!
  • チキンナゲット!

 

てなもんです。

 

今の私の救いは、娘ちゃんが時折「うどん」を食べたい物でリクエストしてくれる事。

 

子供なんてそんなものなのかもしれませんが、うちは旦那さんも子供と同じ感じ。

 

「これ作れ!」
「あれ作れ!!」
「一汁三彩は絶対!!!」

 

とかは言わないし、

 

「育児や家事に忙しいんだったら、夜なんでこんなに頑張ってご飯作るの?」
「パンとハムで良いじゃない?」

 

って言ってくれるから楽だと言えば楽です。

 

いやでも、夕食にパンとハムって私には満足感もなければ、物足りない…

それならお茶漬けの方がいい… 

 

最近は子供達も喜んでいる感じだから、楽したい時は時々パン&ハムのザ・ドイツ式カルテスエッセンの夕食にしていますが、少なくともサラダだけは作る様にしたりとか。

 

やっぱり一緒に暮らすパートナーとは、食を一緒に楽しめるのが大切だな、と思う瞬間です。

 

何より1番辛い事は…

ドイツの食事といえばポメス


 「今日は料理したくないな。」

 

とか、外出先で

 

「お腹空いた。なんか食べたいな〜。」

 

と思った時に買える物といえば、

 

  • パン(どこのパン屋さんもほとんど同じ種類のパンが売っている…)
  • フライドポテト
  • ソーセージ
  • ピザ
  • ケバブ・ドゥナー(トルコ料理)⬇︎

ドイツ生活で一番辛いこと

くらい。


動物園へ行っても、プールに行っても、どこに遊びに行っても売っているものは、パンかフライドポテトかソーセージ。

 

この国の人はいつも同じものを食べて飽きないのかな?と疑問に思う程。

 

日本のスーパーやコンビニみたいに美味しいおにぎり、うどん、お蕎麦、サンドイッチやお惣菜とか…色々な種類がないんです。

 

こういう瞬間、ほんとーーーーーーーーーーーーーに日本が恋しくなります。

 

「なんでこの国に住んでるんだろう?」

 

と思ってしまうくらいに。

 

そして、病院食もやばすぎる…

ドイツ生活辛いのは食事

病院食も酷すぎて、産後のお手伝いに来てくれた日本の両親もビックリするくらい。

 

ドイツでは出産まで産婦人科にお世話になり、出産は総合病院でするんですが、その病院食が酷すぎる。

 

朝と夜は当然のごとくブッフェ形式のカルテスエッセンで、パンとハムとチーズ。そこにコーンフレークとかオートミールとかもあるんですが、野菜はなく。

 

ドイツの食事事情についてはこちら⬇︎。 

yukimaus.hatenablog.com

 

3回同じ病院で出産しましたが、出産毎にブッフェのバリエーションは酷くなっていきました。次男君出産どきなんて、野菜がトマトしかなかったんです!それもそのまんまトマト!

 

理由は恐らく、

 

  • 洗わなくて良い
  • 切らなくて良い 

 

から。

 

残ったら冷蔵庫にしまってそのまんま夕食もしくは翌日にまた出せる。なんて合理的!?

 

つくづく「お野菜を食べない国なんだな」と実感する瞬間でした。

 

と同時に、「病院にお世話になりたくないな。」とか「老後に老人ホームにお世話になれないな。」という思いが頭の中を駆け巡ります。

 

年と共に増す『日本食への欲求』。

日本食が恋しい

年齢を重ねるごとに日本食への欲求はますます強くなり、時々自分の為にひじきを炊いたり、きんぴらごぼうを作ったりして食べるとホッとする。

 

そんなアラフォーの自分が、これからますます年をとって、老後をドイツで過ごせるのか、少しいやめっちゃくちゃ不安です。

 

今は一応ドイツ語で生活できているけれど、年をとると母国語しか話したくなくなるとか、呆けたら母国語しか理解できないとかも聞いたりするし。

 

言語だけではなく食も同じで、日本食しか受け付けない様になるのかなぁ、なんて。

 

老後は子供達にお世話にならない様にしたいけど、人生何があるか分からない。

 

もしもの為に、日本食を作ってもらえる様にと日本食を作れる子供たちに育てていきたいな、と思うのです。

 

国際結婚をお考えの皆さん、食の合う、日本食が大好きな外国人がおススメですよ〜(笑)

 

今日もストレスレスな1日になります様に☆