【ストゥブレシピ】ドイツ料理。牛肉のロール煮込み〜Rinderrouladen〜
子供がいない頃は、時折我が家の食卓に登場していたRinderrouladen(=リンダールーラーデン)。
代表的なドイツのお肉料理なのですが、子供達が苦手とするマスタードをお肉に塗り、ピクルスを挟んで煮込むお肉料理なので、しばらくの間封印していました。
しかし、子供達も大きくなってきたし(次男君は3歳ですが…3人目だからか大物感がすごいのです)、久しぶりに食べたくなったので作ってみました。
子供用にはマスタードは塗らず、ピクルスも挟まず。
少量といえどもマスタードとピクルスのお味で、絶妙なソースが仕上がりました♪
ドイツのお肉料理。牛肉のロール煮込み~Rinderrouladen ~
材料(4個分)
- Rouladen用お肉 4枚
- ベーコン 4枚
- きゅうりのピクルス 4〜5本(お肉1枚に1〜2本)
- 玉ねぎ 2個
- にんにく 1片
- スープ用野菜 (人参3本、青ネギ、セロリの根、パースナップ)
- マスタード 適量
- 赤ワイン 100ml
- 水 200ml
- トマトピューレ 小さじ1
- ヒマラヤ岩塩 小さじ1+1/2 〜 小さじ2
- アカシアはちみつ 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
お肉屋さんではRouladen用として薄切り肉が売っています。
部位としては、シチューなどの煮込み料理用に使われるOberschale(もも肉?)。
作り方
1. ベーコンは細切れに、ピクルスは薄切りに、玉ねぎはみじん切りに、野菜スープ用の野菜はざく切りにしておきます。
2. 肉叩きがあれば、お肉を叩きます。
(お肉の質や薄さにもよりますが、今回は叩かずに作りました。)
3. マスタードをお肉の表面に塗って、ベーコン・ピクルス・玉ねぎ(適量)をのせます。
大人用⬆︎
子供用⬆︎
4. 両端を折り、手前から丸めていきます。
(幅が狭い場合は、両端折らなくても大丈夫です。)
5. 丸く巻いたら、糸で縛るか、爪楊枝で先端を止めます。
(本格派の人は糸で縛る様ですが、手抜きな私は爪楊枝派です。)
6. オリーブオイル(大さじ1)をストゥブに注ぎ、お肉を両面焦げ目がつく程度にやきます。
7. ストゥブからお肉を取り出し、キッチンペーパーで表面を綺麗にします。オリーブオイル(大さじ1)を注ぎ、玉ねぎ(残り)を飴色になるまで炒めます。
8. お肉をストゥブ に戻し、赤ワインをくわえて5ふんほどにこみ、アルコールを飛ばします。
9. アルコールが飛んだら、水・トマトピューレ・ヒマラヤ岩塩・アカシアはちみつを加えます。そして、ざく切りにしたスープ用の野菜・皮を剥いたにんにくを加えます。
10. 沸騰するまで強火で煮込み、その後は中弱火にして蓋をし、約1時間煮込みます。
11. 爪楊枝や串でお肉がすっと入る程度にお肉が柔らかくなっていたら、蓋を取り外して約5〜10分煮込み、ソースのコクを出したら出来上がり♪
アカシアはちみつは、マスタード・ワイン・トマトピューレの酸味を調整する為に入れるのですが、酸味が強い方がお好きな方はなくても大丈夫です。なので、仕上がり直前に味見をしてから加えた方が良いかもしれません。
ピクルスは⬇︎。
マスタードは日本の辛〜い辛子ではなく、マイルドなマスタードを使用⬇︎。
(⬆︎ドイツでは€0,99。約130円。た、高過ぎる…)
お肉を柔らかく煮込む為に、本場ではオーブンで2〜3時間煮込む様ですが、そんなに時間もかけてられず、ストゥブに蓋をしてIHで1時間強煮込んでみると、それはそれは柔らかいお肉に仕上がりました♪
ドイツの煮込み料理では、コンソメやビーフストックを使う事が多いのですが、私はスープ用の野菜と一緒に煮込むことでコンソメの代わりにしています。
ヒマラヤ岩塩を使う様になってから、コンソメ・ストック類は一切使用しなくなりました。それでも、ドイツ人にも絶賛されるドイツ料理が仕上がります。
子供があまり好きではないかもということで暫く遠ざかっていたRinderrouladenですが、意外にも子供達にも大好評でした。
大食漢の旦那さんには小ぶりの一個では足りなかった様で、キッチンに行きおかわりを取りに行く姿が。
「もうないよ〜」と言うと、がっかりして残りのソースでじゃがいもを食べてお腹を満たしていました。
次回からは倍の量で作らなければ…
煮込み時間は長いけれど、意外に簡単に作れるのがドイツ料理の様な気がします。
ぜひぜひ一度お試し下さい♪
今日も読んで下さりありがとうございます。
素敵な一日になります様に☆